[nikomat 18877] Re: MF-28 Clock

[Akihiro "Duckling" Kozuka <kozuka@cell.semicon.sony.co.jp>]

こづかです。

F5とMF-28のトラブルですが、なんとか解決しそうなので報告します。

1/12に、MF-28のチェックをしてもらい、もう一度同じ症状が出たら交換します、
ということで新しい電池をいただいて持ち帰りました。
その晩、半分ほど使用した電池を入れてみると、レリーズ後ミラーがあがりっぱなし
になったり、液晶が消えてしまう症状が出ました。
フィルムも入れていませんし、レンズも付けていません。

1/13に再度SSを訪れて、症状を伝え、また異様に電池交換のサイクルが早いとこも
伝えてチェックをお願いしたところ、本体の消費電流が異様に大きいことが発覚。
1/12は本体側のことはあまり話さなかったのでチェックされなかったようです。
その場で担当者の方からヨドバシのネットショップに電話で初期不良交換の依頼を
していただき、次の日には町田店で交換をして頂くことができました。

さてこれでよかろう、ということで次の週末にでも初撮影を、と思っていたところ
やはり、レリーズ後のミラーあがりっぱなしや、MF-28のリセットの症状が出ます。

どうやら、帰宅直後の暖房がまだ効いてこない寒い部屋でこの症状が出るようです。
ちなみに、バッテリーマークはフルの表示でも出ることがあります。

＃ちなみにアルカリ電池です。ここらでピンと来る方もいらっしゃると思いますが…

1/20に再度SSを訪れ、症状を話したところ…

今度の担当の方は、MF-28のリセットに関して、そのようなトラブルがあることを
教えてくださいました。さらに2000年2月(だったかな)以降出荷品にはすべて対策
が施されていることと、対策が実施されているかは分解しないとわからないので
SSではなんとも言えない、ということまで教えてくださいました。

というわけで、チェックをお願いすべく預けることにしました。

＃シリアルでわからんのかなぁ…

で、本体の方ですが、低温時のアルカリ電池のパワー不足でこういった症状は
出るそうです。電源ONの状態でバッテリーがフル表示でも、シャッター半押し
等で、負荷がかかると、その瞬間だけ電圧がどかんとドロップしてしまうのだ
そうです。このような状況ではバッテリーのチェック機能もうまく働かない
ようです。

さらに、この場合のシャッタースピードの保証はされず、またシャッタースピード
のチェッカー機能も働いていないので、ロックもされないそうです。

ニコンとしての保証は、パナソニックのアルカリを使用して、20度での保証を
行っているので、低温時にはユーザ側でその手のトラブルを回避するようにして
欲しいとのことでした。
お客様のニーズによっては、機械式のカメラ(FM2かな)に変更を勧めることまで
しているそうです。

いちエンジニアとして(^_^;)、説明には納得できたのでそのままAi連動爪を
可倒式に改造することを依頼して預けてきました。
1/31にできるそうです。これでやっとフィルム通せる。

＃でもうちの部屋いくら寒いからって5度くらいなんだけどなぁ。
＃これでレンズ付けて実際にフィルム入れるともう少し温度高くてもだめかな…

  SONY Corp.  Akihiro Kozuka E-mail:kozuka@cell.semicon.sony.co.jp