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[nikomat 19012] Re: nikomat V1 #1285
川島です。
松下さん:
> >>それを使って人類の発祥地を探ろうとした仕事がありました。
> >アフリカの一人の女性に収束するとかと言う話ですね。
>すると、その女性は突然生まれて、偶然他の動物と生殖可能な資質を持
>って生まれて生き抜いてしまったか、または同時に男性も生殖可能な資
>質をその女性が生きている間に変化して無事子供が産まれてしまった。
>今西進化論では、そういう偶然が比較的あちこちで同時発生したことに
>なるという話だそうですが。
この手の話は興味があっていろいろな記事を読んでいますが、
確かに、一人の女性というのは、不思議ですね。
で、素人考えなのですが、私の理解しているところでは、
こんなことだろうと思います。
変化は緩やかに起こるのでしょうし、行きつ戻りつが数世代あったのでしょう、
「一人の女性」から遺伝子を受け継いだ一族が、”人”に分岐したのではないで
しょうか?
なので、「一人の女性」はまだ「猿」だったと思います。
猿 「一人の女性?」
/\
猿 猿
/ /\
猿 猿 猿
/\ /\
猿 猿 猿 猿
/\ \ /\
人 人 猿 猿 猿
/ /\ \ \ \
人 人 人 猿 猿 猿
この場合の”人”は厳密な意味での”人間”かどうかは疑問です。
つまりホモサピエンスか?といわれるときっと違うのでしょね。
猿から人が分岐した、分岐点に近い”人”(何とか原人)では無いでしょうか?
もしかすると、人間と同じミトコンドリアを持った猿がいるかもしれませんね。
>で、その女性が話していた言語は、どうして世界へ広がるにつれてこう
>も多種多様になってしまったのでしょうか? やはり今西流に同時発生
>していたのではないでしょうか。それとも文法構造が変わるほどに時間
>が流れてしまっただけなのでしょうか?
この時点では、今のような言語ではなく、猿や動物のように声での
意思の疎通だったのでしょう。
その後、この原人が広がり、条件の良い場所で言語が発生したのならば、
地域差があっても不思議ではないと思います。
地続きで、比較的近い場所では、交流も早い時期で行なわれ、言語が類似したり
統一されたりしていったのではないでしょうか?
日本程度の狭さで統一言語であっても、方言が有るように、何らかの理由で
元は同じでも地域によって変わっていくものも有るでしょう。
>最近微弱な脳波を受
>信して、脳波と意味付けのマッピングがそろそろでき上がったというよ
>うな話も聞きますが、本当は音声によらずとも相互理解できるようなも
>のが誰にも備わっているんじゃないか、、
科学的ではないと言われるかもしれませんが、テレパシーのようなもの
持っていたかもしれません。(アニメのように便利ではないでしょうが・・・)
今のように、人と人との対面してのコミュニケーションが少なくなっていくと
そういった能力も無くなっていってしまうかもしれませんね。
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川島 昌一 - Masakazu Kawashima -
E-mail:mkawashima.14@a5.mnx.ne.jp
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