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[nikomat 19267] Re: first EVE (Re: nikomat V1 #1285)
松下です。
[nikomat 19186]At 5:37 PM 01.1.31 +0900, Shin SUGIYAMA wrote:
>すぎやま です
>>松下です。
>>
>>電動ラジコン作りに熱中して、メールがおろそかになってしまった。
>どんなのに熱中しているのか聞きたいような.....
5年ほど前までは、主に2-3m位の大きさのグライダーを製作・飛行しており、
地元のクラブで競技に参加したりもしていました。結婚後一時趣味範囲縮小
していたのですが、最近またやろうと思って、実家を整理していたら、電動
のキットが出てきたのでそれを今組み立てています。280クラスのモーター
をギアダウンで使う高翼セミスケール機ですね。スパン1m強。当時は7.2Vで
500mAh程度のNiCdしかなかったけど、最近同じ大きさ重さのNiMHが出てさら
に飛行機にとってはいい環境になってきたと言えます。NiMHは短時間の大容
量放電ではまだNiCdにはかなわないそうですが、急速に好転するでしょう。
エンジンは昔から騒音問題があり、そういうこともあってグライダーに力を
いれていました。浜松は昔ラジコングライダーのメッカだったそうですが、
今ではほとんど面影がありません。日本では電動でこのような翼長1m未満の
超小型の製品が多いのですが、ヨーロッパではかなり大型の電動プレーンが
身近になっているらしいです。いくつかの大型模型メーカーから日本では
なかなかお目にかかれないような大型のモーターを積載して、10-24セル位
の大量のバッテリーで2-3kg位のものを飛ばしているようです。通信販売で
はこのようなモデルの購入も国内代理店を通して可能ということが最近わか
り、今調査しているところです。実はもう少し大きめのモデルが飛ばしたい
のですが、勘が戻るまでの練習用に今記憶を頼りにつくってみているわけ
なんですね。木材の加工はまずまずですが、塗装がかなり下手になってい
ました。たんにスプレーを塗るんじゃなくて、グラスファイバーの繊維を
貼って、鏡面仕上げ(に近いもの:重くならない範囲で)にするのが好み
です。小さいものほどあらが目立つんですよね〜
カメラの場合は、出来合いの機材を使って主に作画などに専念する趣味な
わけですが、模型の場合は、設計図を引くところからはじまって、木材の
選定・加工、塗装・カラーリング、飛行などの多くの工程がある、長い時間
をかけて一つのことをやり遂げる趣味で、特に飛行機の場合は破損が付き物
なので、その点では構造に関する知見(専門的ではないですが)や、どうい
った材料や接着剤・補強方法を行えばよいかといった具体的な修復技術など
も要求されるので奥が深いとも言えます。最初と最後を見ると、たんなる板
や棒が美しい光沢に塗装された構造物になって、自分の意のままに操縦され
て飛行しているのを見ると、なかなか感慨深い味わいが出てきます。
一方で、だらしない飛行から脱却するためにパソコンのフライトシミュレー
タ(Microsoftの)で日々、飛行訓練もやっています(^^;;
昨日、ようやく自家用操縦士技能証明のライセンスが下りました:)
もう少し着陸を重ねて、VOR航法で2つの空港を行き来できるようになるのが
当面の目標です。
工作の方では、翼長1.5m位の古きよき時代のワイヤーで主翼が張ってある
ような感じの複葉機を作ってみたいなぁ、と思ってるんですよね。
このような反動が出てくるのも、まぁ写真のような趣味と対局にあるもの
で心のバランスを取ろうというようなことなんでしょうかね?
写真やカメラだけって人は少ないと思いますが、だけに見える人ってのは
他にどんなものでどうやってバランスを取ってるんでしょうかね?
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松下 健治