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[nikomat 19293] Re: first EVE (Re: nikomat V1 #1285)
こづかです。
先週はVAIO担いでSanJoseに行ってました。ホテルの電話が2回線でつなぎっぱなし
にできるのがよかったです。
> グライダーの方はそう、サーボと受信機だけ電気で、あとは風任せです。
この風任せというのがくせものでして…まぁそれが楽しいのですが。
1.5mくらいの翼長のハンドランチグライダーというクラスですと、風を読みながら
ぽいっと投げてあっと言う間に数十メートルの高度を稼いだりする方もいらっしゃ
るようです。
> 飛行機の方は電源を全て一つでまかなえるよう、分配レギュレートする
> システムがありそれを利用します。
全部使いきる前に、モーターへの供給をカットして、コントロール系が充分稼働
できるだけの残量を確保するようになっています。
> >モーターグライダーってな言葉もあったような。
>
> と呼ばれています。
入門用としては、翼長2メートル弱のモーターグライダーが多いようですね。
数分のモーターランで、100メートル以上の高度を確保できます。
あとは、モーター止めてサーマルさがしていったりきたり。
モーターラン数十秒、サーマルを渡り歩いて1時間、なんてのはよくあります。
私は、エンジンの飛行機やヘリもやりましたが、結局グライダーだけになって
しまいました。それも基本はピュアグライダーです。グライダーは自分が乗る
だけにしよう、と思っていたんですけど…
風を読む、という行為にはなにか独特な魅力があるんでしょうか。ヨット(もち
ろん、本物も模型も)にまでは手を出さないように気をつけないと…
> 2m のグライダーでも間近をパスするとかなりの迫力で、3mにもなると
> 巨大なものが襲ってくるような感じがあります。普段はわずかにサーっ
> という風を滑らかに切る音がするんですが、実はグライダーはかなり
> 高速でも飛行できまして、速度を上げるとキーンというジェット機の
> ような金属音がするんですね。これはちょっと怖い。
あ、F3Bという無動力のグライダーの競技があるのですが、それがこんな感じです。
ケブラーとカーボンのコンポジットでできている機体は、翼長が3メートルくらい、
翼の両端を持って、大人が真ん中にぶらさがれます。
50号だの60号だのといったテグスをウィンチで引いて、200メートル以上の高度に
打ち上げ、スピードや滞空時間、飛行距離、着陸精度を競います。
最高瞬間速度200km/h以上、ターン時の加速度は10G以上かかるようです。
全国大会はもちろん、世界選手権もあります。私はいつも予選落ちですが。(^_^;)
> このあたりは小塚さんが詳しいはずですが?
細々と続けておりますです。でも最近はほとんど飛ばしていません。
ちなみに、箱根の玄岳というところの模型グライダークラブに所属しております。
普通、模型飛行機というと、遥か上空を小さい飛行機が飛んでいるだけで、その
筋の方々以外には面白くないのですが、ここは斜面上昇風を利用して、目の前
数メートルを、翼長4メートルだのといったスケールグライダーがゆっくりパス
するのを眺めることができます。もちろん競技用のキーンの迫力もすぐ目の前です。
興味がありましたらご連絡頂ければご一緒できるかと思います。
年に何回か開催している競技会の時が見学には一番ですね。
SONY Corp. Akihiro Kozuka E-mail:kozuka@cell.semicon.sony.co.jp