[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[nikomat 23318] Re:Seminer's Speaker(Second Hand D1)



石田@呼ばれて出てきてジャジャジャジャ〜ンです。

At 17:04 01.9.2, Takafumi Kojo wrote:
> > コストとかの兼ね合いで考慮する点はなにでしょうか?
>
> これは人ぞれぞれですから何とも、、、
> ただ、フィルムを相当本数撮られる方にとってはコスト的メリットは大きいで
> しょう。石田さんあたりに聞けば、その辺の答えは出るかも。

昨年10月にD1導入以来、総カット数が18,738駒となりました。
36枚撮りフィルムに換算して520本となります。
36枚撮りポジフィルムで撮ったとすると、1本辺りのコスト
(フィルム代+現像代)を1,400円とすると、728,000円分になりますね。
今年は4月からほぼ月3回のペースで、ツインリンクもてぎで撮影をして
おりまして、このような状態に相成ったという次第です。
「デジタルカメラなので、感材コストを考えないで済む」という思いが
自分の頭の中にあるからでしょう。
もしF5+フィルムであったら、この1/3以下しか撮影はしないと思います。
#こんな金額、払い切れませんって。(^_^;)

撮影数が増えたからといって、気に入ったカットも増えたかというと、
そうは問屋が卸してくれません。(^_^;)
まぁその点は、1年近く経ってもまだD1をちゃんと使いこなせていないという
自分の技量的な問題であります。
フィルムであれば「この一瞬を!」とシャッターチャンスを狙って一写入魂の
感覚で撮影しておりましたが、デジタルだと「フィルム代関係ないから連写し
ちゃえ〜!」って軽い気持ちで撮ってますね。

D1を使用し始めてフィルム代にはお金が掛からなくなりましたが、CD-Rメディア
には、お金が消えていきます。
といっても、メディア20枚で1500円程度の話ですが、これが確実に1ヶ月毎に
CD-Rメディア20枚が消費されています。
自分用に保存する分もありますが、オフィシャル活動記録やレース記録としての
提出分と、「自分の写ってる写真が欲しい」と言われてCD-Rで焼いてあげちゃう
分もありますので。(^_^;)

例えば、8クラスあるレースを撮影するとします。
各クラスとも、予選・決勝・表彰式と撮っていきますと、全体量として最低10本
はフィルムが必要でした。コストで14,000円です。
これがデジタルに変わっただけで、CD-Rメディア代のみ。自己保存や提出用を
含めても、10枚程度のメディアでOK。
今だと1枚75円程度ですから750円。
約1/18にコスト削減しました。
D1導入の初期投資は大きかったですが、これを考えると「導入して良かった」
と思っております。

月3回のツインリンク通いの内2回は、土埃が激しく舞うダートオーバルでの
撮影になります。
最初の5分でカメラに薄らと土埃が乗っかる状況下でありまして、カメラの
シボ革にあたるラバーの目の中にも土埃が入り込み、しっとりとしたグリップ
感も無くなっていきます。
表彰式では、シャンパンの飛沫も浴びるわけでして、過酷な状況下に置かれて
いるD1であります。
1日の撮影後、外観は土埃を吹き飛ばし、ラバーもウエットティッシュ等で
汚れを落とすのですが、ダイヤルの隙間等には土埃が詰まっています。
ダイヤル等の動きが渋くなってきましたが、まだ撮影に支障をきたす段階まで
には至っておりません。
先日SCにてCCDの清掃をお願いしたところ、返却時に「清掃のし甲斐がありまし
たよ。」と言われてしまいました。(^_^;)
#かなり汚れていたんだろうナァ。


石田 貴志 (Takashi Ishida)
E-mail:chanta@ga2.so-net.ne.jp