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[nikomat 24800] Re: HP about many ultra micro nikkors



ひうらっす.

>昔と同じ明るさだけど新設計なんですね。
>像側テレセントリックってどういうのですか?>識者

像側テレセンというのは,絞り以降のレンズ系により,射出瞳の位置が
撮像面から見て無限遠に位置する光学系です.(つまり,絞りより後の群の
レンズの前焦点面に絞りがある).

http://www-inolab.sys.es.osaka-u.ac.jp/users/shinsaku/MFC/sld004.htm
の絵の右側の光学系です.

射出瞳が無限遠に見えると言うことは,CCDへは常に垂直に光が入射
することになります.また射出瞳を斜めに覗き込みませんので,
周辺光量低下がありません.

また近接時にレンズを繰り出していっても,像が暗くならない.
また,無限遠の像の大きさが大きくならない(画角が狭くならない.)
#普通,レンズを繰り出していくと,シーンはボケながら,ちょっとづつ
#大きくなりますよね.これがないのです.

その代わり,レンズ後玉の直径は,撮像面の大きさより大きい必要があります.
(そうでないとけられてしまう)

物体側テレセンというのは逆に,物体への距離によって像の大きさが
変わらない光学系です.投影検査装置などに使われています.
(逆にこの場合,被写体よりレンズ口径のほうが大きい必要がある)

両テレセンというものもあります.

>昔のカタログはこのへんにあります。
>http://www.cameraguild.co.jp/nekosan/cine.htm

おお,これこれ.
特に広角系は凝ってますね.

では

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 日浦 慎作  Shinsaku HIURA
 大阪大学大学院 基礎工学研究科
 システム人間系専攻 システム科学分野
 〒560-8531 豊中市待兼山町 1-3
 TEL:06-6850-6372  FAX:06-6850-6341
 http://www-inolab.sys.es.osaka-u.ac.jp/users/shinsaku