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[nikomat 25224] Re: AIS 300/4.5 ED
すぎやま です
>ひうらっす.
>
>>依托コーナーにAIS 300/4.5 EDが15Kでありました(SN221225)。
>>外見はボロボロだけど、光学系は前玉中央の微かな拭き傷らしきものを除いて大丈
>>夫 そう。
>
>うーん,安いですね.
は-い、嬉しい値段です。
外見の痛み具合はぼくのF3とよくマッチします。
買ったのは12/2で、売りに出たのは11/27だそうです。
すぐに売れてなかったのが不思議ですが、
相場よりあまり安いと警戒されて売れないことがあると店員が言っていて
そういう心理がぼくには幸いしたのかもしれません。
>
>>家に持ち帰って気付いたのは
>>IFリングが無限マークを左に7-8mm通り越してメートル表示の"M"の近くまで回る。
>>でも、実際の無限はマークの位置で出る。
>>超望遠ならともかく、暗い300でもそういうことはあるのでしょうか?
>
>これで正しいです.仕様です.
>EDのレンズは例えば 180/2.8ED なんかも同じで,
>通常のレンズと違い,温度によっては焦点距離が「伸びる」方向にずれるので
>こうなっていると言う話だったかと.
もっと、長い、明るいレンズの話しかと思っていました。
180/2.8EDも持ってるのですが、気付いてなかったです。
今回はIFが随分軽いのでいつもより丁寧にチェックして気付きました。
>
>>で、まだ不安だったので今朝は職場のD1xでテストしてみました。
>>手持ち(窓枠に左腕をよりかけ)で1/1000秒、450mm相当ながら
>>予想以上に写り、喜んでいます。
>><http://www.bio.nagoya-u.ac.jp:8001/~ssugiya/011203.300test.JPG>
>>(1.5Mbあるので注意)
>
>なかなかいいディテールですね.
はい、ファインダーはどうしても暗くなるのでそれほどよく見えず、
写ってみるとさすがにEDレンズはいいですね。
>
>>例のトキナ(AT-X270AF Pro: 28-70mm/f2.8)ですが、
>>あたりがあった影響もあるかもしれませんが、
>>2-3本撮影した感想では、
>>一見シャープにみえるけど、拡大するとディテールは思ったほど出てない。
>>室内でストロボを使ったスナップには不満はないけど、
>>屋外で少しでも逆光だと眠い感じになりやすい。
>>いろんな焦点距離や絞りで試していませんが、
>>光永さんが書いていたことは実感しました。
>
>現代レンズ,特にズームはそう思うんですが,
>やはりサイズとかいろいろ制約の中で,究極の設計をしているので,
>あるところまではきっちりいい仕事をしますが,ヲタク的に検査すると
>「切り捨てられた部分」が見えるレンズが多いと思います.
>つまり,非常に高度にバランスがとってある(オーバースペックなところを
>作る代わりに,悪いところを徹底的に潰してある)ということです.
トキナのカタログを見てみると、
MTFのグラフが載っていて、
結構良さそうな値になっています。
その分、解像力が犠牲になっているのかどうかは判りませんが
そういうことなのかもしれません。
焦点、絞り、距離と幾つもの変数の組み合わせで
MTF, 解像力、歪み、ボケ味、フレアの全ての性能を満足に発揮するのは
難しいでしょうね。
また、ぼくのレンズはぶつけた形跡があるのでその影響が否定できませんが、
販売価格が手ごろなレンズ専門メーカーの製品がどういう品質管理をしていて、
レンズにどの程度個体差が出ているかも気になります。
ニコン製品でも広角ズームはバラツキが出やすいと聞くし...(本当かどうかは知ら
ない)
AT-X270AF Proは通常ガラスですが
非球面と低分散の両タイプのレンズを採用した新型(28-80/2.8)トキナが
どんな写りをするか興味あります。
それよりもっと気になるのは純製品?
でも値段が....
>古いレンズは,ハロがけっこうあったり,画像の隅に行くとコマが大きかったり
>しますけど,その辺を押さえるためにいろいろ工夫した結果,部分的には
>オーバースペックな性能が出ていて,中心部などは非常にシャープだったり,
>ハロはあるけど解像感があったりするものも多いと思います.
>
>非球面レンズなどを用いた現代レンズは,ハイコントラストなシーンを写すと,
>フレアなどがなく非常にいい感じになりますが,ハロがあまり関係しない
>ローコントラストなシーンだと,普通のレンズに見えてしまうという感じは
>あると思います.
コンピューターで設計すれば高度なバランスが取り得るだけに
取りたくなるのでしょうか?
昔はやろうと思っても出来なかったような気もします。
>非球面で,ハロとして広がっていく部分を,中心方向へ畳んで押し込めることで,
>むしろ解像感を与えるべき中心光束の光の状態が見えにくくなるということは
>あると思います.
なるほど、非球面はいいことばかりではないんですね。
>
>非常にとんがった山を持っているが裾野の広い富士山と,
>裾野はほとんど無いが,頂上がとんがっていない高層ビルの違いというところ.
でも、非球面も使い方次第、というかバランスの取り方次第でしょうし、
製造技術は急速に進歩して安くなっているようですので
単焦点の明るいレンズでもっと使って欲しい気がします。
>
>28mm F1.4 も,昔長文堂氏が書いておられたように後者に属するレンズです.
>星を撮ると結構いいけど,一般シーンの「開放」では,それほどでもありません.
>
>上の 300mm F4.5 も,手すりなどコントラストの高い,部分的にオーバーなところ
>からの
>色収差はちょっと感じますが,ディテールはとてもよく出ていると思います.
今回も思いましたが、D1Xを使うとレンズテストもとても手軽です。
SLRデジカメの普及が進み、ユーザーが画像を拡大して見る機会が増えれば、
またレンズ設計の価値基準が変わる気もします。
ズームもどんどん良くなっているようですので
非球面の使い方などに関してまだ過渡期にあると考えてもいいのではないでしょうか?
>
>ただ前者のようなものを求めるなら最初から中判にしたほうが,
>そういう性能をちゃんと出してあるレンズが多いんじゃないかと思います.
>
中判のズームは見た記憶がないですね。
だから設計者にディテールで妥協する習慣がない?