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[nikomat 25314] Re: ED800mm1:5.6s



丹後屋す

たなべさん:

> ライカとかは最初から大ねじのがありますね。

ライツは出荷地に合わせて底蓋を換えていたようです。
装着レンズもフィート目盛りとメートル目盛りを使い分けてたので、
細ネジとフィート、太ネジとメートルという組み合わせで
アメリカやヨーロッパに出していたようです。
(組み合わせは逆かな?ちょっと自信ない)
M2の時代まで両方揃えてます。M4になって、細ネジに統一。

その上を行くのがもう一方の雄、ツァイス・イコン。
コンタックスIIa(IIIaもそうでしょうが)は
ボディ本体には太ネジがついていて、そこに
細ネジ用のアダプターがねじ込んであります。
しかも、そのアダプターを固定するイモネジもちゃんと2本ついている。
アダプターの出来も、現今、中古カメラ屋のウィンドーの隅のほうで
シャーレ状の器の中で転がっているアダプターとは
段違いの精密感があります。
こういう小さな処まで実に徹底していて
「いいかげんにこんなもんでいいだろう」
というところがないのが凄い。
方式が二つあるなら、ふたつともに対応しようとする意識に
頭が下がる。