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[nikomat 25530] Re: Shusui
日浦R@復元に30人かけるならボーナスふやして です。
でも出張ついでに見に行ってしまうかも。
At 2001/12/19 13:44:40 WAKAYAMA Yoshinari wrote:
> それに正直な話,やはり兵器というのは美しいと思います.
> 極めて限定された用途の為だけに,その当時の最新技術の粋を結集して
> 作られているわけですから.まさに「究極の機能美」とでもいいますか.
> # 戦争そのものの是非というのは別にして,ですけれどもね
これは理想のイメイジかも^_^;;;
私のイメージでは,目的性(設計基準)が意外とはっきりしてないため,
(たとえば,かつての欧州東西全面対決ならまだしも,日本では重戦車が
活躍する場面の想定はでっちあげに近いので)技術者自身がいいものを
作ろうと言う意識で創意工夫を重ねるというよりは,制服を来た人たち
(現場を知らない人も)の思いつきで振り回され,政治的な思惑も絡み,
本来の設計よりパワーポイントでの言い訳に90%の労働を吸い取られ,
結構トンデモないものができている,というところなのですが。。。。
知人が,ある自衛隊基地の一般公開で,マスター・スレーブ式で照準できる
最新の自走砲をさわらせてもらったそうですが,メカリミットまで旋回させると
モータの過負荷が出てウンともスンともいわなくなり,自衛隊員がCPUボードの
リセットスイッチを押して再起動させていたとあきれていました。
「こんなんやっとる間に打たれて死ぬで!!!!」と。
#某M重工製ではありませんでしたが。
もっとも,このような傾向は今に始まったことではなく,
本邦においては,戦時中からそういう伝統があるとの指摘もあります。
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日浦亮太 (Ryota Hiura)
ryota@d1.dion.ne.jp