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[nikomat 26336] Re: Contax Lens Monitor
In the message <200202010640.PAA108314@ml.asahi-net.or.jp>,
Takafumi Kojo writes:
>
> > まじめな話、決算前の現金化、在庫処分かと感じられます。
> > 京セラは、部門ごとに独立採算制が厳しくしかれているので、かなり
> > カメラの事業部は大変な目にあっているという予想が出来ます。
>
> 京セラのサイトで「投資家向け情報」として、中間事業報告書がpdfで配布されて
> いるので見てみたのですが、カメラ部門は「機器関連事業」という部門にくくられ
> ており(この部門のウリは「携帯電話関連」です)その中でカメラがどれだけの
> 比率を持つのか?については詳しい説明がないので不明でした。
光学機器事業全体で、京セラの売上の3%だそうです。
推測するに、銀塩カメラは光学機器全体の1/3程度?
2001年11月15日[発表会語録]■西口社長
・京セラは「生活文化産業」「環境保全産業」「通信情報産業」の
3つの柱をもっている。
・カメラは人々の心の豊かさを支える重要な産業と位置づけている。
・光学機器事業は京セラの売り上げの約3%の事業だが大切に育てて
ゆきたい。
・通信や環境保全産業という面でもこの光学機器事業は必須のもの
と考えている。
・現在は3%だが、今後、より価値のある事業に育ててゆきたい。
・今年、全社でのデジタルカメラの総出荷額は5,500億円を超える。
・市場規模では銀塩が607億円。デジタルカメラは1311億円に。
・銀塩の付加価値はデジタルカメラに代え難いものがある。今後、
使い分けの時代になる。
・マニアックな指向が強い「CONTAX」ブランドは、趣味として作品
を楽しむカメラとして展開し、各シリーズ(クラス)にデジタル化
を進めてゆきたい。
・「京セラ」ブランドは、より広く、親しまれ、価格競争力を重視
してゆきたい。
・2005年度には光学機器事業グループ全体で売上高1,000億円(利
益15%)を目指す。内訳は銀塩で35%、デジタルで60%、応用機器で
5%。
・今後、ITSの進化により、車関係で光学機器が導入されてゆくと
見ている。
・デジタルカメラのOEM事業もすでにやっており、今後も積極的に
OEMをやってゆきたい。
・デジタルカメラ市場での京セラのシェアは4%。今後、最低でも
10%まで持って行きたい。
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Shuichi ICHIKAWA <ichikawa@tutkie.tut.ac.jp>