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[nikomat 29490] Re: 与太と花粉症の注射



みなさんこんにちは、石渡@大阪です。
名古屋になっている間に、車上あらしにあってしまって、
急遽帰宅する羽目になって、大変でした。

大越さん、どうもです。
Shoji> なるほど。やはり卵あたりが多いんですね。そういえば、友人の奥さんで、自らも卵
Shoji> 断ちしている人がいます。母親が卵を食べていると、母乳にもその成分が入ってしま
Shoji> うということのようですね。お母さんも大変です。

しばらく前は、出産前の妊婦にも、卵の制限したほうがいいという意見がありましたが、
昨年ぐらいは、関連ないという見解が多かったようです。

片山さん、どうもです。

Katayama>  こういう命に関わるアレルギーを抑える良い薬って無いんでしょうか?

高田さんの書いてくださったとおりなんですが、アドレナリンに関しては
外国ではインシュリンを投与する時のノボペンのようにアドレナリンをいれて
ショック時には、意識を失うまえに、たとて学童でも自分で持たせています。
ピーナッツなどのアレルギーも、日本そばと同じように危険なので、そういう
症例では成果をあげているようです。日本では、蜂によるショックが怖いので
林野庁(今もあるのかな?)の職員にのみ、許可されています。

減感作療法に関しては、成人に対しては唯一の根本治療ですし、花粉症には
それなりの臨床成績を上げています。薬のコントロールが難しい場合は、
一考の余地のある治療です。ただ、小児のアレルギーでは、ショックの
危険から、あまり一般的な治療でありません。回数は変法が多々ありますが、
いずれにせよ、注射を打ち続けるわけですし、かわいそうというのも、
あるかもしれません。


☆-=<<<
石渡淳一
JUNICHI Ishiwata

小児科・アレルギー科 いしわたクリニック
〒595-0026 大阪府泉大津市東雲町8の12
TEL0725-23-9955 FAX0725-23-9915
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