[nikomat 31689] Re: oldnikkorの修理完了

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佐藤（ひ）さん：
おちあい です。

> ニコンのSCへ持っていくのと
> 大井サービス課へ持っていくのは違うのでしょうか？


ニコンの場合、受付部門と修理部門とが別々になってい
ます。受付には、古いニコンに詳しい人もいればそうで
ない人もいます。

受付部門から修理部門への修理箇所の伝達は、受付票
（控えにもらってくるもの）と、場合によっては追加の
伝達票によって行われています。

受付部門で、どんなに詳しくしゃべったつもりでも、受
け付けた人が古いニコンに詳しくなくて、何を言われて
いるのか分からないこともあります。

受付票にしゃべった内容が書かれていない場合、その内
容は修理部門に伝わりません。
つまり、基本的には、手元にもらった紙に書いてあるこ
と「だけ」が、修理部門に伝達されます。

大井サービス課の場合、受付部門の人が、裏にある修理
部門に行って、その場で聞いてきてくれますので、必要
があれば追加の説明などが出来ます。

と言うことなので、古いニコンは大井に直接持っていき
ます。


もちろん、受付部門で古いニコンに詳しい人に出会った
ときとか、指示が簡単な場合とかは、どちらでも同じで
すが。



後は、古いニコンの場合、うっかりオーバーホールと言
わないことが肝心です。
オーバーホールというと、こちらが気づいていない故障
（こういうのは本当に多いでっす）があった場合、部品
があった時は部品交換して修理します。
その後で、部品が変わった、と、騒ぐ人がいますが、オ
ーバーホールというのは、元々、部品交換して全体を修
理するという意味ですから、後出しで文句を言われても、
修理部門の人も困ります。

また、古いレンズの場合、必ずと言っていいほどコーテ
ィングが痛んでいます。
カビを取る場合、コーティングも一緒にとりますから、
カビ付きのまま行くか、綺麗にしてしまうかは悩みどこ
ろです。

まあ、古いニコンは、どうしても限定修理になりますの
で、そういうことを詳しく伝えたいために、修理してい
る人になるべく近い大井に出かけます。