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[nikomat 33986] SC-SkoparやBessa-R2S/Cのことなど
丹後屋す
手許にあつまった、NikonS2、S3、ContaxIIaのボディと
ニッコールレンズ、ツァイスレンズ、コシナレンズをあれこれ付け替えてみて
今さらながら、マウントの工作精度の彼我の差を感じてしまいました。
(ま、カールツァイスの機械精度の凄さというのは
昔から書かれていて何度も読んでいるのですが、改めて実感)
こうして比べるとコシナの荒っぽさ
(コシナ殿、ごめん(^^;。使う分には殆ど問題感じてないんだよ)が
際立ちますね。
で、未だ触れていないBessaR2S/Cに強引に当てはめて邪推しつつ
どんな仕上がりなって出てくるか、じつに興味深いものがあります。
ML会員の皆様には御存知の通り、
S/Cマウントでは、外爪(3爪式)の精度と
ボディヘリコイドとの連動カム(こちらも3本爪)の精度
という2つの関門があって、前者がいい加減だと、レンズの取付けガタ、
後者がいい加減だと、レンズ装着後の距離環のガタが発生します。
コシナの場合、どちらも、相当緩い誤差で作っているようで、
これをコンタックスボディに付けたときは、
ま、写るからいいか、といった割り切りが求められます。
(私の個体の場合、S3とSkopar21/4との組み合わせでは、
距離環を急回転させると、ヘリコイドカムが外れしまうという
問題があって、ここだけ、実用上の大きな問題)