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[nikomat 34196] 芭蕉庵跡
丹後屋す
二眼レフ一台を首からぶら下げ日本橋、深川を歩いてきました。
経路は、江戸橋から兜町、蛎殻町、を経て
新大橋通りの水天宮前を通り過ぎ、清洲通り、清洲橋、
橋を渡りきったところで左に曲がり
万年橋をわたって常盤(むかしは深川元町とか深川六間堀町と言ったらしい)へ。
すると、立て看板が立っていて、万年橋の袂から20メートル程のところに芭蕉庵跡と。
おぉ、表発句「草の戸も住み替る代ぞ雛の家」を柱に掛け置いたあの庵の跡っすね。
季節は秋、されど「行く春や鳥鳴魚の目は涙」がしみじみと浮かんでくるぞ。
ホントの大川端なんですね。堤防で川面は見えませんが、石段があって
都が作った墨田川展望庭園に上がれます。
そこからは隅田川も、隅田川に流れ込む小名木川も良く見えます。
庭園には芭蕉翁の石像がありました。
庵跡を後にして新大橋(江戸時代の新大橋の200メートル程上流)を渡って、浜町へ。
町名や通りの名だけを見るとなにやら江戸情緒たっぷりっすが、
なに、ただのビル街を歩いただけ。
浜町からは都営新宿線に乗って御茶ノ水に戻ってきました。
フィルム3本36コマ消費。
こういう散歩にTLRは最適だなあ。
カメラを構える、ということなしに、
腰ためでちょろっと一駒を写せます。
距離は殆ど目測(10m程度に合わせておけば、殆ど気にすることもない)
構図の確認だけ。