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[nikomat 34894] Re: 新むっく:H とR
佐藤(ひ)です。
> ひうらっす.
>
> で,デフ機構といえば ふっふっふ ブロニカがありまっせ.
>
> ブロニカ(DからS2までかな?)は,ボディ側とフィルムバック側の双方へ巻き上 げの
> 動力を伝達するのにデフを使っています.これのおかげで,シャッター巻き上げ前後,
> フィルムの巻上げ前後をどのように組み合わせても,巻き上げるだけで両方がきちんと
> 完了状態になるのです.
さすがのローライもSL66ではこの仕組みはできなかった
(あえて作らなかった?)ようです。
そのままでは二重露光になってしまったり、
フィルムを一駒無駄にしたりで
せっかくのオートマット(フィルムバックもオートマット)が泣きます。
そこでユーザーにやさしいローライは解決法を考えました。
「フィルムバックを交換する際には両者がチャージ状態であればよい。」
シャッターをチャージしない限り
フィルムバックを装着できないようにしたばかりか
遮光板も挿入できないような安全装置を作ったのです。
ところが、この機構があだとなってしまいました。
知らない人がフィルムバックや遮光板を
無理に押し込んで壊してしまったんですね。
シャッターチャージしないと遮光板を差してはいけないなんて
あまり聞いたことないですから。
親切心がかえって壊れやすいという評判になってしまったのは
ローライにとっては不幸でした。