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[nikomat 36202] Re: Re:とうとう此処まで
丹後屋す
長文堂@二刀流さん:
> 理由:
> まずは三脚に据えてファインダー像検査(絞り開放)。最短3mという遠距
> 離設計ゆえ、3.5mぐらいにある台所の乾燥機に積み上がった食器を見る。ピ
> ントフードの虫眼鏡では何故かピンが合った気がしない変なレンズである。
以下の記述を読むにつけ
ピントフードのルーペの視度が合うてないに違いない、と思えてしまう。
> ピントフードの中に4x5で使うx6ルーペを立ててみると焦点深度は距離
> 環の指標の線の幅程度しかないことがわかる。白い茶碗の底の銘がよく見え
> る。茶碗よりも食器に埋もれたステンレス”おたま”の、近寄って目玉で見
> るのと何ら変わらぬ色調と質感に驚く。ファインダー像っぽくない。
>
> しからばピントフードを外してx60ルーペを立てて中心像を見る。アキュ
> ートマットゆえテレビのブラウン管をルーペで見たような”おたま”が浮か
> ぶ。目玉のフォーカシングとピンあわせは極めて微妙、距離環は回すではな
> く”触る”感じ。ボディのたわみでピントが変わる程度かも。ステンレスの
殆ど空中像を見ているのかも。
> 価格はさておき、余程の使い手と被写体に恵まれない限り威力を発揮できな
> い不幸なレンズだと思います。撮影用というより光学測定装置の部品です。
> 寄り添うところがないというか、私には過ぎたお宝のようです。
ネガ(ポジ)を検査して、
フィルムバックの良さ悪さがわかってしまうんでしょうねえ、、、
そのレンズを生かすには一枚撮りのバックにガラス乾板。
「不幸なレンズ」とは良くぞ名づけた。