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[nikomat 38416] Re: [nikomat 38411]CJ終刊



丹後屋す

山口さん:

> 田中長徳の自伝は個人的には非常に懐かしい読み物でした。
> (200mくらいの近所で、約10年後に自分が育ったので。)

個人史的には,丁度今月号の「自伝」に書き込まれている
ニコンサロンでの個展「TOKYO-TODAY」を同時代で見て,
(それが「田中長徳」という写真家を知った最初だった)
同時に当時創刊の写真評論社の「季刊・写真映像」創刊号にも
その中から何点が紹介されており印象的でありました.

同じ号で「武井哲」とかいう若い人も紹介されていたが,
この人のその後の活動は聞かない

「写真映像」の編集長は当時気鋭の写真評論家兼アジテータだった
福島辰男さん(程なく夭折してしまった).
かなり力のこもった雑誌で面白いと思ってましたが,10号くらいで廃刊.

> 神蔵美子の連載もあまり面白くなかったけど、

私小説を読んでいるような居心地の悪さがありますね.
(日記ほど酷くないけど)
作家のこの手の表現物って,
その作家の他の作品との関係性で面白いと思えるかどうかがが
決まるような気がするので,それだけが延々と続けられても
読者は困ってしまう.
そもそもこの「神蔵」という人は
どういう作品を発表しているんでしょ?

> いずれ面白くなるのでは期待はしてました。末井昭と結婚するって、
> 只者じゃない。

「末井」なる人物も誰かと思ったら,
「写真時代」の編集長だった人なのね

サブカルチャーで括ってしまうのは失礼かもしれないけど
登場人物達の関係性,すこし分類がすすんだ(^^;(と思う)