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[nikomat 39506] Re: チワワの赤ちゃんが誕生しました!
長文堂でござい。
いげたさん:
> >> 神経系カオスの実験用に烏賊を養殖してるところありましたね。
> >> 東大工学部だったか?
> >
> > 養殖は出来ていないと思いますが
> > 以前は電総研が飼育していましたね。
ヤリイカは漁港まで取りに行ってましたね。それを
測定に使うまで生き延びさせる技術を完成させてから
神経の研究を始めたそうです。
#法人化したらこういう息の長い研究は出来ないのでしょうねぇ。。。
イカは驚くとかっとんで水槽に激突して死んじゃうらしいです。
不慮の死を迎えると大慌てで実験が始まる。
> > > イカは神経繊維(軸索)は神経電位の伝達速度を早くするために
> > > 太くなっているので、扱いやすく、昔から神経研究に使われています。
> >
> 松本元さんすねー。
イカの神経繊維の強度がいかほどか、引張試験やって確かめた
伝説があります。
> これみると東大は理物→電総研→理研すね。
> http://www.npo-tsubasa.jp/tsubasa/19/Lec1/matsumoto.html
東大理物は飯田研、つまり磁性屋です。NMR(?)で学位をゲットしたものの、
飯田修一先生と大喧嘩して通産省の電気試験所に飛び出し、ビッグになりました。
米国NIHはI.Tasaki博士の所でも神経修行したらしいです。
>> # 研究員は毎日烏賊喰ってるんだろうか??
飽きるんで毎日は喰っていなかったようです。
生モノゆえ捨てるのも大変だから冷凍庫に神経抜かれたヤリイカを
保管しておき、イカのシーズンが終わって慰労会をやるときにまとめ
て処分してました。あとで喰えるようにやっているから大丈夫だよ、と
市川さんに誘われたけど気持ち悪かったから行かなかった。
#エサは金魚なので長く生かされた奴は臭みが出て不味かったそうです。
名大はK学部O物学科第六講座ではカエルをやっていて、こっちも
処分に困って冷凍庫に。。。。。溜まった頃を見計らって喰いに行き、
呆れられていた(第六講座には歓迎されたそうだが)第三講座の助手が、
十数年経ってみればうちの学系の教授だぁ。彼が名大を離れたら第六講
座は処分に大変困ってカエルを止めたとか。
私が筑波大から名大に赴任したとき”Oさんの仲間だって? お前も
カエル喰うのか?”とみんなに訊かれましたが、何も知らなかった私は
”なんのこっちゃ?”と思いました。。。。
#ツクバはカエルを大事にする土地柄。喰うなんてとんでもない!
> > 学部時代、生理学の研究室で
> > イセエビとウナギを材料にしているところがありました。
> > 喰っていたかどうかは知りませんが、
> > 学科のパーティーに登場することはなかったですね。
> >
> > いつかはやりたい:酒の肴になる材料での研究
イカの次の実験動物を探すために様々な海洋生物を試(食?)した
とは聞いています。伊勢エビは予算オーバーでダメだった。
アメフラシが候補にあがりましたが、採用されませんでしたね。