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[nikomat 39533] Re: [nikomat 39532] 大接近
乾です.
At 09:40 03/08/28 +0900, you wrote:
>すぎやま@多分見えたです。
>
>昨夜、帰宅時(23:00ぐらい)にバス停かた歩く途中で
>火星らしき赤い星が南方に見えたので
>妻とベランダで見ていました。
>薄曇りの中で見える唯一の星でした。
>300/4.5 EDにスコープコンバーターをつけて覗いてみたのですが
>拡大されて円盤状に見えるものの特徴は何も判別できなかったです。
>明るすぎて、眼が露出オーバーかも?
>雲で見え隠れしていたので探すのに苦労しましたが、手持ちでも何とかなりました。
>しかし、EDはどんづまりが無限を超えるので戸惑いました。
>ところで天候にもよるでしょうけど、
>どの程度のレンズがあれば極などの特徴が判別できるのでしょうか?
先日は,私は手持ちの口径65ミリの屈折望遠鏡で観察しました.この
望遠鏡は焦点距離が1000ミリなので,7ミリの接眼レンズと組み合わせ
ると,倍率は1000/7で140倍となります.口径の2倍程度の倍率が
限界といわれていますので,ほぼ限界の倍率です.
この状態で,火星は肉眼でみる満月の半分ぐらいの感じに見えます.
具体的には,白く輝く極冠とかなり濃いめの模様は確認できます.
こんなによく見えるとは思わなかった,という感じです.
300ミリF4.5レンズの場合,口径はわたしの望遠鏡とほぼ同じですので,
100倍程度をかければ,模様は見えてくる可能性はあると思います.
ただ,100倍になると,視界に入れるのも一苦労ですし,振動で非常に
視界が揺れるので,実際にはかなり大変だと思います.
娘の中学には20センチの五島の屈折望遠鏡があるらしいので,それで
観測会を開いて欲しいと,学校にお願いしようかと思っています.もしもお近く
に公共天文台があれば,そこに問い合わせをするのも手だと思います.
では.