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[nikomat 42599] Re: Re:S−36D
丹後屋っす
困った時のWEB検索の結果
http://www.aokiyacht.com/asa-japan/asa6-hypo.htm
高田さん:
> 新聞記事を読んでいたら、遭難しかかったワンゲル部の人たちに
> 無線でサポートが行われていたようですが、体温が低下した人は
> 暖める事という指示があり(そりゃ当然だ)、ただしこすらない
> こと、というのがありました。どうしてなのでしょう?皮膚の損
> 傷が起こったりするのでしょうか?
上のURLによると
救い出した人の手足を、医師のテキパキとした指示により、
温めたタオルでマッサージする・・・「しっかりして!」と懸命に手足や心臓の
マッサージを受ける・・・ 結果は、冷たい手足の血が約20℃も温かい内臓の血
液に混じり、心臓はショックをうけ、心室細動による急死である。心臓から肺臓
に血が送られなくなるからだ。
わが国では、運よく救助されても、「低体温症」に無知な医師や救助隊、
仲間の善意にみちた誤処置のハードルはなかなか越えられない。低体温症とは体
のコア(深部)にある臓器の温度が下がり、内臓の生理機能が衰えることだ。コ
ア温度が32℃以下では重症の低体温症であり、これが進めば凍死である。今日ま
で水難や冬山遭難の場で、いかに多くの救助段階での誤処置による死亡「レスキ
ユー・デス」が、疲労衰弱凍死などの名のもとに繰り返されてきたか。まさに寒
けがするではないか。