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[nikomat 44732] Re:Re:独断と偏見



丹後屋す

井桁さん:

> CLEの露出計、というかオート露出表示(manualにすると表示消えるのは正しいの?)

正しいです。
CLEというのは、中身はミノルタXG-E、XG-Sの分家筋であるRF異端児。
(XG-E自体は、、あの両優先AE機XDと一緒に発表になったので
  XDとは兄弟機(弟分)のようにみえるけど、  実はミノルタの正嫡で、
  XDがドイツ人との混血、しかしてマウントだけは共通の、赤の他人)
それが証拠に、XDに真の意味でのミノルタ後継機は存在せず、
その作り続けられた部品一式は、連綿とライツ・ライカに供給されたのみ。
一方、XGはX7、X700、X70と80-90年代ミノルタ銀塩SLRの正統の祖。

で、このXGがマニュアル時には露出計が動かないという不思議なカメラ。
CLEはそれをそのまま受け継いでいます。
シャッターもXGの布幕横走ユニットシャッターを寸詰まりにした形。
ちょうど、FのシャッターがSPのを引伸ばしたのと好対称。

ミノルタはフィルム反射光測光(所謂、ダイレクト測光)の特許をもっていたのに、
ダイレクト測光の一番機はオリンパスOM2、
ダイレクト測光が真価を発揮すると思われたRF機CLEではマニュアルが使えない
という具合に、なんか、変なんですよね。
このダイレクト測光の特許周りには、
数社の特許の入り組んだ事情が存在したんでしょうか?

レンズシャッター機のみでの特許とか、
シャッター幕にドットパターンを描いてフォーカル機での特許とか
あれこれ各社からでていたんでしょうかね。
或いはまた、AEで動くとか、測光のみ行うとか、ストロボの制御のみ行うとか
請求範囲もゴチャゴチャとなっていたのか。