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[nikomat:04094] Re: Kakaku kaitei
よしだ@ないこん です。
鶏肉で思い出したけど、、、
ハイテクの実態:
(1) 前方より ジェットエンジンの吸気口や キャノピーめがけて
鶏の死体を空気砲でブツケル。キャノピーの損傷や エンジ
ンの出力変化が無い(前方のフィンで粉々になるはず)こと
を実験により確認する。
(2) 有限要素法だと境界要素法なんて 単なるシミュレーション。
やっぱ最後は加振機での実機テスト。
747の両翼を掴まえてガンガン揺さぶる加振機。やっぱ
B社は スケールでかいわ。
# ちなみにスタンダードモデルだけだそうです。
# 特注改造(SR400とか)後の機体は、いちいち
# やらないそうです。だから私 日本の747は避けてます。
確かに流れのメカニズムが変化するジェット機ではありますが、
エンジンのノズル周りや 翼後端あたりの表面処理なんかでも、
遷音速→亜音速→音速で、担う部分や部品が違っている(そう
じゃない部分が隠れたりする)ので、複雑にはなるだろうけど
「チューニングが困難」ということは 飛行機のほうが起こり
難いような処も多いと思います。
車のほうは だいたい層流ですので、ネバネバと空気が纏わり
付いちゃって、どうしても どこにも 巻き込みが出ちゃうのが
やっかいですね。外観の格好良さというデザイン的な制約(こ
れは航空機屋には無いですね)と言うエンジニア泣かせな部分
も無視できないし。。。
In message <199706190802.RAA28936@acr.acr.atr.co.jp>
"Kazuhiro Igeta <igeta@acr.atr.co.jp>" wrote:
> それは、違うのでは?ローテクもテクですし。
安い実験環境で 安い実現手段で やっつけるっつぅのもテク。
> 用は、現物合わせで追い込むんでしょう。
最後は そう願いたいです。
その(前段階の)度合いが端折れるだけって考えないとね。
# やっぱり カメラ&レンズの話だったのね〜。;-)
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吉田幸司 Dr.Eng. 1960.03.26生♂ Rh+O (株)ニコン 精機第3設計部
e-mail:yd@nikongw.nikon.co.jp 第3システムGr.
tel:03-3773-8502 fax:03-3775-9042 知能システムR&D室