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[nikomat:05782] Re: Camera Books for biginners



佐藤(ひ)@ほとんどROMです。

> よしだ@ないこん  です。
> 
> 最近の「濃さ」から、本人(#099)が質問を躊躇してますので 代理に。。。
> 
> 「写真撮影」以前に、このカメラ&レンズという「道具」が
> どのような仕組み&役割&効果を担って 道具として機能して
> いるのか? という事について、1〜2冊の本で、必要十分に
> 理解できるものを捜しているようです。

「適切な露光とは」を考えるのに
最もシステマティックに説明を与えてくれるのが
アンセル=アダムスのゾーン・システムです。
ゾーン・システムについて勉強するには
「アンセル=アダムスの写真術 NEGATIVES」(岩崎美術社)もいいですが、
訳がこなれていないし、お値段がチト高い。
また肝心のゾーン・システムの説明も
高尚な言い回しが災いして分かりにくい。

ゾーン・システムについて書かれた書物は数あれど、
大体が、露出計で測定した値を中心に
3絞り絞った絞りから0.5絞りづつ絞りを開けて露光し…
などいきなり実戦の解説から始めるものだから訳分からない。
一番分かりやすかったのが、
最近このMLでも話題に上りました昔々LIFE社から出版された
写真技術の解説書(なんて言う題名でしたっけ?)のうちの1冊。
一般の書店では入手できませんが、
古本屋さんへ行くと結構見かけます。

わたしゃポジしか使わんもんという人も、
一度ゾーン・システムを勉強してみることをお勧めします。

佐藤 浩
h_sato@arc.sony.co.jp