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[nikomat:09924] Re: g and i lines
>しのじま@アホーがばれてしまう です。
そんなことおまへんって。
>とはいえ、、、、昨今、波長より短い、回折限界以下の狭い領域で、しかも光
>りを使って、何ぞ調べたいっつう、我侭な輩が現れて、皆さん苦労したっす。
>そいでは、っつんで、AT&TのBetzigっつうやつが現れて、ほれほれやって見せ
>ましょうって1991年にやっちゃった。えらいっす。その時かれは、物質の
>極近辺にちょろちょろっと出てくる、光りを当てることによって生じる電場を散
>乱させることで、空間分解能でλ/50位を達成したとするデモ実験をやっとります。
SNOMとかNSOMとか言うやつのことでござんすか?
これだったらテキサスに行ってたとき、となりのラボの兄ちゃんが泣きながら
いじってましたぜい。
そういや、地下で色素使ったパルスレーザーとSTMくっつける仕事やってたなぁ。
フェムト秒パルスレーザーのタイミング、どうやって合わせるんじゃ、とき
いたら、簡単よっつうわけ。(ホントは違うよね−>篠島さん)
光にこの間(20センチぐらいだったかな?)を往復してもらうだけだって。
光速=一秒に地球を4周、と言うとんでもない速度だから、私なんか光が出
てから届くまでって時間は0(=速度無限大)と常々思っていた。
このとき初めて光に速度(有限の)があることを実感した。
#ニュースの衛星中継で現地のインタビューの時に時差を感じるけど、これ
#は回路の応答速度かケーブル中の電子の群速度か、光の速度のせいかわか
#らないからね。
>現在の近接場光学の幕開けっす。今は、応物でも物理でもその手の学会で多々目にす
>るあれっす。これ使うと、微細加工も変わるんかな、、、?
>どうでしょう?
STMリソグラフィーというもんもありまっせ。
私が滞在してた研究室でやっていた。
#近頃STMもやっている古谷野青中年である。
−−−−−−−−−−−
何事も勉強と、テキサス大でSTM、AFM、SNOMの講義に出ていた時の話である。
先生がレンズ口径と解像度の話をして”最大でもF1.0である”といったから
”うんにゃ、キャノンがF0.95を売っていた”とヤジったら一瞬目を大き
くして”あほか”と馬鹿にされた。
>しのじま@アホーがばれてしまう です。
私の方が、アホーのレベルが上だと自信を持っております。
古谷野 有@筑波大学低温センター
koyano@bk.tsukuba.ac.jp