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[nikomat:20373] Re: Append member.



長文堂@人間ドック2日目です。

いげたさん:
>1)日野金属H-100
>2)タカハシI型
>3)ビクセンポラリス
>番外)スリービーチ

おお、記憶の周縁部にあった懐かしい名前。
私もH-100でした。小学生だった私が小遣いを貯めて買う(3万位だった)
には何週間貯めればよいか? と計算して(これでかけ算をマスターした)
”大人になるまで買えないよぉ”とがっくりしたのでした。
で、親を拝み倒す作戦に出てました。鏡”筒”だけ今でも残っています。
赤道儀が柔で写真がぶれるから高橋I型10cm反赤のピラーと赤道儀に
取り替え(H-100は鏡筒φ140,Iはφ120だが、φ140バンド
付赤道儀もあった)、H-100はヘリコイドがガタガタでピン出しが出来
なかったから、高精度で安価を唄っていたスリービーチ製に交換した。
そうしたらもっと酷くなり、安物はダメだと知る。やむなく高橋I
型の接眼部に交換。だが、取り付け穴の位置が違って共用できないから
鏡筒の上下を逆にして穴を開け直した。高橋のパルスモーターMDは
高くて買えないから真鍮板と協育歯車のギア、時計用1rpmの
シンクロナスモーターで作った。当然、太陽時運転。
鏡は球面らしいが、点光源の☆をみると酷かった。
斜鏡ホルダーを作り直し、主鏡、斜鏡とも苗村鏡に替えたら抜群に見え
るようになった。明るい☆を見ると干渉縞が見えて感激した。
かくして、残っているのは鏡”筒”だけです。

短焦点反射、っつうのが流行ったこともあってアングルで四角い鏡筒を
作ってみたなぁ。3ミリの鉄アングルと3ミリの鉄板で作ったから重い
のなんの。木で作った経緯台のフォークが歪んじゃった。アルミで作り
直したがよく見えなかったなぁ。ドローチューブを使うと斜鏡が大きく
なりすぎるから斜鏡ごとスライドするようにしたが、使いにくかったな
ぁ。鏡を安物にしたから見えが悪くてダメだった。

#電気ドリルとトースカン、Vブロックにヤスリ位しか持っていなかった
#のに良くやったなぁ。こういう少年が長じて長文堂となる。^^;;

五島光学の黄緑色の経緯台つき5cmというのもあった。
ニコンの北緯35度専用8cm赤道儀というのもあった。
ビクセンポラリスって、やたらごっつい赤道儀の付いている
屈折赤道儀でしたっけ? いや、あれは、なんというメーカ
ーだったかなぁ。カートン光学というのもあったなぁ。
高橋製作所は直販だったからバスで行ったなぁ。環状7号の
外側だったのが内側に移動したのはいつだったか。

この手の話で”乾板”と言う感光材料があることを知る。
星野さん、と言う人の本にクックとかダゴールとか言う聞い
たことのないレンズに乾板を使って☆を撮るとあった。
まさか、90年代も後半の今になってしのじまさんがこの世
界に近づきつつあるとは・・・。しかも、レンズはズミルックス。^^

古谷野 有@筑波大学低温センター
koyano@bk.tsukuba.ac.jp