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[nikomat 6157] Re: EPSON GT9600
日浦です.
たなべさん:
> わたしのもGT7000ですが、前に使っていたHP3cにくらべて、
> なんとなくピントが甘い感じがします。
> どこかでちょうせつできるんでしょうかねぇ。
なるほど.
探せば,いいフラットベッドもあるんでしょうね.
メジャーということで GT 系になっていますが・・
光永さん:
> > > フラットベッドスキャナは 800dpi とか言っても,実質出てないような
> > > 気がします.なぜか分かりませんが・・(使い方が悪い?)
> > > GT9600 は京大で使っていましたがそういう感想を持ちました.
> >
> > 600dpi の GT-7000 を使っていますが、反射原稿時はピントが甘く、透過原稿
> > 時にピントが合うという個体です。透過原稿の読み取りはフィルムスキャナ以
> > 上に濃度に敏感で満足に読める範囲は狭いです。
> >
> > GT-9600は知りませんが、同じ傾向なら満足されないと思います。
京大の GT-9600 は透過原稿ユニットは付けていませんでした.
(これ付けて買うって言ったら,「趣味の買い物?」って言われそう)
で,問題は解像度もありますが,最も不満だったのはやはり明暗の
再現性なのです.GT9600 は 内部 12bit だったと思うのですが.
「ぎょぎょっとホルガ製作記」のところの作例のページ
http://www.ne.jp/asahi/shinsaku/hiura/camera/holga/sample.html
なんかは,この GT9600 ですが,この「サービス判のプリント」が
イマイチなのもありますが,もうちょっと結像していたように思います.
どうもそれが出ていない感じ.(このページの拡大図は,スキャンした
そのままでマスク類はかけていないと思います)
また大きい円像の写真は,倍の解像度で撮って半分に縮小して
載せたと思います.こういうやりかたがシャープな絵を作るセオリー?
で,まぁ解像度はいいんですが,反射原稿に関しては,白飛び・
黒つぶれが速すぎます.コントラストが高すぎるんですね.
なかなか調整しても思ったようになりませんでした.
私的?カメラサイト(といいつつ Nikomat-ML からつないでいる
だけですが)
http://www.ne.jp/asahi/shinsaku/hiura/camera/cameras.html
には適当にブロニカ等の写真を並べてますが,(重いだけともいう)
このなかで,カラーバランスが優れていてすっきり写っているもの
(ブロニカ EC + 40mm の写真や,レンズ単体の写真など)は
ことごとく OLYMPUS CAMEDIA C-1400L です.
カラーバランスが狂っていてマゼンタ傾向のやつは,(焼きが悪くて
そもそも色が転んでいたのですが,面倒なのであまり修正していない)
サービス判プリントを GT-9600 で撮ったものです.
http://www.ne.jp/asahi/shinsaku/hiura/camera/medium/EC1.JPG
http://www.ne.jp/asahi/shinsaku/hiura/camera/medium/EC2.JPG
http://www.ne.jp/asahi/shinsaku/hiura/camera/medium/lenses/75mm.JPG
無調整,フラッシュ一発でこれだけシボの質感が出るんだから楽です.
これらを比べると一目りょう然に,明部・暗部の再現性がまったく
違います.使い方がわるいのもあるでしょうが,コンテンツ製作は
デジカメが一番だなと思った次第です.
それと,GT9600 に付属の取り込みソフトは,操作系が私の肌には
まったく合いませんでした(Mac 用.)できの悪い Win ソフト的で
Mac 的でないし,画像の出力フォーマットの選択などもうっとうしい.
プレビューをやると,それまでに設定していた「取り込み範囲」の設定
がリセットされてしまうのも非常にうっとうしい(同じ大きさの画像を
たくさん取り込みたいときに不便)
シェアウエアだったか,なにか忘れましたが,大昔から阪大では
使っていた "Color Magician III" のほうが遥かに使いよい.
但し付属のソフトの方がちゃんとスキャナの設定が出来るでしょうから
こちらを使っていましたが・・ガンマカーブなどが設定できますが
あまりうまく行かなかったです.
では
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日浦 慎作 Shinsaku HIURA
大阪大学大学院 基礎工学研究科
システム人間系専攻 システム科学分野
〒560-8531 豊中市待兼山町 1-3
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http://www-inolab.sys.es.osaka-u.ac.jp/‾shinsaku