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[nikomat 9218] Re:HEXAR-RF



よしだ っす。

In message <199910141326.WAA13036@ml.asahi-net.or.jp>
  "[nikomat 9214] Re:HEXAR-RF" 
  SATO Yoshiyuki <satoysyk@mb.infoweb.ne.jp> wrote : 
 > > 
 > > <事実3> X同調速度の場合、社外品ストロボ仕様を考慮すると、
 > >            最大発光時間 を そのメーカーは 管理しきれません。
 > >            したがって、「マージン」を 作ります。この「マージン」
 > >            は、絶対的な時間なので、幕速によりません。
 > > 
 > > 上記<事実2>において、X同調速度 も 最高速 に比例して
 > > 上げてしまうと、<事実3>における「マージン」も (反)
 > > 比例して短くなってしまいます。
 >
 > 電子制御なら、機械的な幕速度とは独立にマージンを設定可能でしょ?
 > 先幕同調、後幕同調、中間同調自由自在なんじゃないかな。
 > 薄明かりの中で、1/2秒を切り、レリーズから1/4後にストロボを発行させれば、
 > ストロボ像の前後に1/4秒ずつの像の流れが写る。

質問の意味が理解できないのですが。。。

○ 先幕が走り終わった後、後幕が走り出すまでの時間をTとする。
○ X同調のためには T>0 が 必用。
   現実には 幕の動きの誤差なども(公差範囲内に)考慮して
   T> 動作マージン(Ta)> 0 でしょう。
○ 純正ストロボの 最大発行時間は(社内で)高々 Ts である
   と いう規格を持っている。従って T > Ta+Ts が必用。
○ 社外品ストロボでも 最大発光時間は Tr(> Ts)だろう。
   となると、T > Ta+Tr が 必用。

「最大発行時間が分からないから マージンを取る」の意味は、
Tr−Ts の 意味で言いました。

こう書いてみて 見落としに気付いたのですが、
絶対的な時間が 変わらないのは、このマージンだけでなく、
Ta+Ts(あるいは Ta+Tr)そのものでしたね。(^^;;

幕速を2倍にして、幕の走行時間が 単純に 1/2 になったと
しても、Ta+Tr は 1/2 にならない(変わらない)ですよね。
だから、例え Max が 1/2000 → 1/4000 になった(しかも
Max のときの スリット幅が同じだ)としても、「それに伴い
X同調速度を2倍早くすることはできない」というのは 十分
ありえる。。。ということです。

 > しかし、この話とは離れて、1/4000をスペックに盛り込んでいるSLRの
 > なかに、X 1/125が多いということは、
 > 未だに、x 1/250 を実現する制御技術はニコンの独占ということなのですか?
 > コパルは他社に供給できない?

そんなことは 無いのでは?

ミノルタだって Max:1/12000 & X:1/300(純正に限る) を
実現してますし。

Nikon においても、
Max:1/4000 & X:1/125 のシャッターユニット(F70)と
Max:1/4000 & X:1/250 のシャッターユニット(FE2)は
別物でしょうし。

んで、Max:1/4000 & X:1/125 のシャッターユニットでは、
上記 Ta+Tr を 安定して確保できないだけでは? と 私は
思います。



 

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Koji YOSHIDA   <yd@nikongw.nikon.co.jp>
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