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[nikomat 9604] Re:ドイツ



佐伯です。

> >  ドイツワインの場合、販売する前に、各地の公認の検査機関に
> > よる官能検査が有ります。ここではそれぞれのラベルに記載され
> > ている内容に相応しいワインかどうかチェックされます。
> >  通常、リースリングの辛口の場合、前述のようにせいぜい9%
> > 〜10%程度です。そして、そのようなワインが基準とされてい
> > ます。ここに突然13%のリースリングがカビネットとして出さ
> > れても、まず確実に検査をはねられます。これがシュペートレー
> > ゼとかアウスレーゼと表示があれば別です。
> 
> よくわかんないなあ。官能試験なのに、アルコール度数で
> はねられるというのは。他がバランスしててうまくても、
> アルコール度数が官能的に高くてはいけないというのがあるのかな?

 説明不足でしたか。この官能検査の意義というのはワインを絶対的
に評価するものではなく、それぞれの等級、辛口、中辛口毎に分けて
行われる、相対的なものです。

 ですから説明しましたようにある一定地域カビネットというのには
ある一定の基準と言うか、標準というか、典型的な、普通の味わいと
いうものがあります。この場合、アルコールに関して言えば、カビ
ネットの辛口で精々10%位のアルコール度数です。

 そこに突然13%のワインが出てくると、それはもう典型的な味で
は無くなってしまうのです。この官能検査の趣旨はあくまで消費者保
護です。すなわちラベルを見て、この場合等級を見た場合、その味わ
いがある程度の範疇にあることを保証する為の検査です。

 まあ、この検査方法が絶対とは言いませんが、良かれと思って作ら
れた制度ですので、これにとやかく言っても始まりません
 
> >  でも本当に13%のリースリングのカビネットというのは珍し
> > いので、宜しければ銘柄でもお教え下さい。
> 
> でもやっぱり違うものになりそうだな。

 意味不明です。

BYE!