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[nikomat 15769] Re: Nagoya ( Hajimemasite)



すぎやま@名古屋です
石巻はRTS+Planar50/1.4を持って行きました。
母親はcontax G1+P35/2.0をちゃんと使っていてくれましたが、
2回ほど電源スイッチを切り忘れ、電池切れにしたそうです。
普通なら電源は何秒か経過すると自動的に切れると思いますが、
シャッターボタンが半押し状態から戻っていないようです。
親もそれに気付いていて、文句を言っています。
修理に出させるか、こっちに送るようにに指示するつもりですが、
やっぱキョウセラは少しトラブルが多いですね。
買った時も液晶不良で一度交換してもらっています。

昨日は仙台でまず駅の地下の
喜助で牛タンを食べ(妻にも好評)、
コセキphototecに行きました。
仙台駅から徒歩15分ぐらいなので1時間あれば往復して見て来れます。
ニコンは棚が1+1/3ぐらいでした。
どしてもそこで買わなければいけないようなものはなく、
特別安い気もしなかったので銀座に向かいました。
本当は新宿に行きたかったのですが、
時間がなく、ニコンハウス、三共、ミヤマとカツミを見ましたが、
相場確認に終わりました。

>日浦@MHIです。

詳しい解説、ありがとうございます。

>
> >マットで周辺の光がメインになるのは単に周辺からの光量が多いからですか?
> >それともマットも一種のプリズムで採光に方向性があるということですか?
> >絞って不自然に暗くなるかどうかでそれが判るということですか?
>
>マットがどの方向からの光も均等に映し出すものだとしますと,
>開放F2では光軸からF2.8までの内側の光と,F2.8からF2までの部分の
>光が同じ明るさで写ることになりますが,光軸に近い部分はボケませんから
>実際のピントあわせにはレンズの周辺近くをとおる光の影響が大きいと思います。

とても分かりやすい説明で感心します!
光軸付近がボケないことは忘れてました。

>
>一般に,マットは暗いレンズに対応するため,書かれているように一種のプリズムで
>光軸付近の光をより多く通すような特性になっています。この特性は,絞り込んで
>いった
>時の暗くなる度合いである程度わかります。コンタックスのマットは
>F2ぐらいまではあまり暗くならないが,それ以降は一段ごとにどんどん暗くなって
>いくような特性です。最近のAFのマットだと,素通しのように光軸付近の光をよく通
>す
>特性ながら,ピントもわかるように周辺の光もある程度写すようになっているみたい
>です。
>(アキュートマットDでは,点光源のボケが点+ドーナツになってしまうことでわか
>ります)
これだと、ファインダーで見るボケ味とフィルムに写されるボケ味が随分異なって来 
ますね。
MF撮影には最近のスクリーンが最良だとは限らないということですよね。

以前も感心したことがあったのですが、
スクリーンは奥が深いですね。
M3の人気から判るように、
撮影の魅力はファインダーを覗くことだと思いますが、
ぼくももう少しスクリーンの特性や選択に気を使う気になりました。

また、撮影時の楽しみが少し増えました!



>
> >(ツアイスレンズはどれもこれも完全補正なので開放F1.4ならF2あたりが
> >>一番ずれる)
> >
> >完全補正とはどういう意味ですか?
> >どうして近い絞りで一番ずれるのですか?
>
>球面で作られた単レンズだと,レンズの周辺部分を通る光ほどレンズの近くに結像し
>ます。
>レンズは凹レンズと組み合わせてこれを補正するのですが,レンズの一番周辺部の光
>(開放絞りの部分)がレンズの光軸付近の光と同じ部分に収束するように補正したの
>が
>完全補正です。

収差の補正やover correction, under correctionは知っていたのですが、
完全補正の「完全」が収差の話で何に該当するか判らなかったです。
すっきりしました!

>このようにすると,中間絞りの光はやはりレンズの近くに収束しま
>す。この曲線はアサカメの製品レビューなどでよく出ている球面収差図ですが,完 
>全補正
>だと
>一段絞ったあたりが一番ずれていることが多いです。ツアイスの単レンズはほとんど
>この
>補正形態のようです。

大口径で非球面レンズが採用されるのはこれを解消するためですか?

>周辺部分で完全に0に戻さず,ちょっとレンズに近い側に収束
>する
>のが不足補正で,ライカのレンズには多いようです。ピント最良の位置が絞り値に
>よって
>大きく移動しますがうまく使えば開放でも解像度が出る上,像の周りに薄いハロが出
>るので
>ソフトレンズ的な写りになります。ソフトレンズ自身にも,不足補正として球面収差
>を大きく
>したものがあります。

昔のニコンはover correctionだから、エッジがシャープだという話を聞いたことが 
あります。
そして、それでボケが汚いとも....

S型ニッコールの解像力がライカに勝ったとされるのは、
技術力の差よりも収差に関する設計思想の違いによるとも解釈できるのでしょうか?