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[nikomat 19759] Re: Digital and Microfilm



都 雄緑(みやこ・ゆうき)@がきデカのキャラでは栃の嵐が一番好きです。

at Wed, 14 Feb 2001 12:03:37 +0900, Kazuhiro Igeta wrote,
> というのが一つの特徴ですね。逆に一定を超えると一気に情報が失われるが、
> それまでは、非常に安定に保存される。

HDDがまるごとその「一定」を越えたりしたら連休が潰れます。(^^;)


> > ただ、デジタルでは、今、作ったものが将来読めるかと言われると、
> > 機器の問題もあれば、それを読めるソフトが有るかと疑問が出ますね。
> > 「アミプロ」(ワープロ)とか、「マルチプラン」(表計算)といったソフトが、
> > 有りましたが、今では、ほとんど目にしません。

読むためのソフトウェアの問題に目を向けると、結局一番長く
残るのは、Plain Textのような『素』のデータだと思ってます。

アナログでも結局文字データが一番長持ちしている。
コピーするにも「筆写」という手段がありますから。
外見よりも内容に価値があるため、多少悪筆でも、
読めさえすれば足りる。

# 読めないほどの悪筆が知人におりますが。


> > >アナログだったら、工夫次第でどうとでもなりますから。
> > >マイクロフィルムのリーダーがなければ、実体顕微鏡でも
> > >持ってきて間に合わすことができる。
> 
> こういう比較をするなら、やっぱりデジタルのほうが簡単なんじゃ
> ないですかね。

フロッピーやMOを盲牌するわけにはいかんでしょう。(^^;)

思うに、デジタルでもアナログでも詰まるところは、読み出すのに
電気が必要なメディアは、いずれは読めなくなるおそれがある
といったところでしょうか。

書物とか紙焼きの写真とかなら、特殊な機器がなくとも
開いて見るだけでおっけー。ただし劣化は避けられない。

再生に電気を使うメディアは、いずれ再生機器がすたれてしまう
おそれがある。8インチフロッピーしかり、βビデオデッキしかり。
コンピュータの使用が前提のデジタル機器は、情報の劣化が
極端に少ない代わりに、この呪縛から逃れることができない。

# 同様に、電池で動くカメラはいつかはすたれてしまうかも。(うぞ)

情報の保存について、完璧な手段というのはいまだないようです。
そういう意味ではアナログの文字データが一番実績があるかも。
物理的劣化にも強そうですし。(いざとなれば書き写せばいい)


> > といっても、銀塩の画像を100%デジタル化することは、まだ出来ません。
> > デジタル化することの壁がありますね。
> 
> 100%コピーというのは、そのものということですから、その壁を超えることは
> 不可能ですね。どこかで情報を切り捨てるというのもデジタルの定義ですし。

最終的には0か1かで、中間を切り捨てるのがデジタルですからねえ。
グレイスケール画像だって、銀塩だと白から黒まで無段階だけど
デジタルだと256階調しかない。でもそれで十分だというのが
デジタルの考え方。


> 人間の人格をフロッピーにいれて保存できるなんておもうのは、
> 古きよき時代のSF作家か、それよんで育ったアメリカのAI屋さんくらいでしょう
> (暴言)

脳ミソにフロッピー付けたくなることってありません? (^^;)



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 都 雄緑(みやこ・ゆうき)
 mailto:y-miyako@dd.iij4u.or.jp
 自画像:(^^;)
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