[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[nikomat 23116] Re: magazines



丹後屋す

すぎやま@気になりますです さん:

> >コントラストの高さには実のところ驚愕した口。
> >#ただの無知ということなのだが、、、、(^^;
> 
> コントラストが高いと云うのはMTF値が高いのとは別なことなんでしょうか?
低周波成分の高さですね。
見た目の鮮やかさ。

> 雑誌の比較写真を見た時はGN-nikkorに比べてボケが少し綺麗なだけの違いだと思っ
> たのですが
> 何か他の味付けを感じるのでしょうか?
> 立体感がいいのでしょうか?
あんまり詳しいことは分からないのですが、
ポジを低倍率と高倍率のルーペで交互に眺めたり、
昔の高性能といわれた解像力の高いレンズで同様のことをして比較すると
45/2.8Pはある所から上(高周波成分ですね)をスパッと切り捨てたような
印象を受けるのですよ。
例えば、10メータ先の鳩を写したポジでは、低倍率ルーペでは、じつによく羽の柄が
写っているように見えます。ところが高倍率で見ると、ただのモヤモヤなんですね。
で、そのモヤモヤがモヤモヤと見えない倍率での引き伸ばし印画は
色鮮やかなくっきりとした写真に見えるわけです。
アナログ銀塩写真なのに、デジタルのプリントのような写真というか。
デジタルプリントでは、細かな模様をルーペでもっと見ようとしても、
モザイクがみえるだけで、じつは何も見えないという
狐に化かされたようなことが起こるわけですが、適当な距離から肉眼で見てる分には
実に綺麗で鮮やか・シャープ、としか分からない。

どうもそんな風な味付けのレンズのように思うのです。

#ホントかな、、、
#また、中島さんに憤然と否定されちゃったりして、、、、

> やはり、普通の雑誌の作例ではよく判らないですね。
印刷の粒度で細かな部分は消えてしまいますからね。
アンセルアダムスや、アダムススクールのオリジナルの焼きと
写真集(相当高度な印刷であっても)を比べると、
印刷がどれだけの情報量を捨てているかが分かります。
赤坂に東京写真文化館というギャラリーがあるのですが、
そこではよくアダムススクール(西海岸派というんでしょうか)の
写真展を開いていて、会場の原画の直ぐ側で、写真集の即売もしているのです。
写真集を買う気がなくなりますよ(^^;
いや、ほんと。
目の前に見えているものが、本の中の写真からは消えているのですよ。

雑誌の印刷では、
細かな差はなかなか見て取れないと思っていいのではないかと思います。

> 昔の銀胴のnikkorと言って欲しかったですね! :)
ハハーッ、修業が足りませんでした。
確かに、、、、
トンガリFとautonikkor、忘れておりました。

> しかし正直なところ、あのクローム仕上げはどうしようもないと思っていたのですが
> それをお洒落に使いこなせるのはなかなかのセンスですね。
> ちょっと欲しくなって来ました。
いいっすよぉ〜
作品つくりなんて固いことを言わずに、
気軽にサービスサイズで写真を楽しむには最適な一本す。
ちょっと高いのがたまにきず。