[nikomat 24196] Re: 80-400 VR

[mkawashima.14@a5.mnx.ne.jp]

石井さんこんにちは

川島と申します。
私は、販売当初から80-400AFVRを使用しています。

>80-400VRとAFS80-200/2.8とで迷っています。自分にとっての
>最大の問題はブレだと思っているのですが・・・。

ブレも2種類ありますね。それぞれ対策は変わりますが・・・

手ブレについては、
・明るいレンズで高速シャッターを切るか
・多少暗くても、ＶＲ機能で補正するか
のどちらかで対応するのでしょう。
（もちろん、基本はブレ無いように保持するですが・・・）

被写体ブレは、シャッター速度を上げるしかないですね。
ＶＲ機能はあくまでレンズのブレ（ゆれ）を補正することしかできませんから
被写体ブレには無意味ですし、さらに80-400AFVRは暗いレンズですから、
被写体ブレは起き易くなります。（400mmだとF5.6ですから・・・）
あとは、被写体ブレを利用した作品にするとか・・・

>ＶＲの効果があるのは、
>・ある程度低速シャッターの場合
>・補正レンズが予測制御されているなら、ブレが規則的な場合は有利？

ニコンさんのコメントでは、、、

「その人がブレ無いシャッター速度から、３段ほど落としても、手ブレを補正できる。」
と、なっています。
80-400AFVRの望遠側400mmで考えると、一般的な目安で手ブレが起きるかどうかの
境目となるシャッター速度は、１／焦点距離といいますから、1/400秒が境目です。
そこから３段落として、約1/60でもほぼ手ブレは起きないとなります。
もちろん、1/400秒で手ブレを起こさない持ち方をしていることが前提ですが・・・

”ＶＲがあれば、遅くても安心”というふうに考えるほうがいいように思います。

ＶＲを使って、1/500秒で手ブレを起こすとしたら、ＶＲなしだと1/2000秒でも
手ブレすることになります。
これは、カメラのもち方に問題ありではないでしょうか？

「三脚に立てたときは、ＶＲ機能をSTOPして使用してください。」
ともいっていますので、手ブレのゆれ方を想定しての補正プログラムのようです。

「ＶＲがシャッター半押しでも機能するモードにして、ある程度ＶＲ機能を
動作させてからシャッターを切ったほうがブレにくい。」
という説明を聞いたことが有ります。
手ブレの傾向をサンプリングするためのようです。
（確かニコンの方が書いた記事と記憶していますが、間違っていたらすいません。）

80-400VRとAFS80-200/2.8は、長所が異なるレンズだと思います。
どちらがいいかは、何をどんな環境でどう撮るかによって違いますので、
一概に言えないと思います。
私は、日中、遠景を撮ることが多く、高倍率レンズが欲しかったうえに、
倍率が上がるほど、手ブレは大きくなるので、ＶＲ機能は重要な機能でした。
ですから、迷わず80-400AFVRを選択しました。
＃元々暗いレンズはなれていますし・・・・・

石井さんの疑問に対する答えになっているか分かりませんが、
すこしでも、参考にしていただければと思います。

最後に、私は80-400AFVRを選択してよかったと思っています。

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	川島 昌一	- Masakazu Kawashima -

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