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[nikomat 24733] Re: anthrax and film
おかだ@昭和37年生まれです。
丹後屋さん:
>
> 昭和30年代だと、普通のネガカラーも現像料込みの値段で、箱の中には
> 封筒が入ってました。
> フジカラーN50とかその後継の
> フジカラーN64(これが当時の最高速カラーフィルム)の時代です。
そういえば、しばらく前まで「このフィルムには現像料は含まれません」みた
いな注意書がフィルムの箱に書かれていましたよね。
私の赤ん坊の頃の写真は、ほとんどが白黒で、それでも「お宮参り」とか「七
五三」とかの大きなイベント(?)の写真はたまにカラーだったりで、ずいぶん
高価なものだったんだろうな、こりゃ親父も奮発したんだろうな、とかアルバ
ムを見ていると妙に感動してしまいます。白黒の写真も名刺判の印画紙に手焼
きプリントという感じのものが多いのです。家に幻灯機があった記憶はないの
ですが、どういうわけかカラースライドも残ってたりします。
それが昭和40年代に入りしばらくすると、急にアルバムの中が「サービス判
カラープリント」一色になり、このころに(技術的にも経済的にも)急な変化
があったことが偲ばれます。
さらに昭和45年ごろからは、それまでの「フジカラー」「さくらカラー」に
混じって「コダック」が我が家のアルバムにも現れるようになります。ちょう
ど輸入自由化の時期だったんでしょうね。
> そうそう、このダブルエイトのフィルム剥き出しのスプール側面は
> 私には不思議以外の何物でもなかった。
はい。確かに「定着前のフィルムは光を通さない」わけで、まあ大丈夫なんで
すが、一方アレがありならパトローネも裏紙もいらねーじゃんって気がします
よねぇ。
> シングルエイトが新登場する直前の頃の話。
思わず、昔話になってしまいました。オレも年取ったなあ。
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Tetsuya Okada
Computer Creators, Inc.