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[nikomat 28794] Re: E5000 in Disney Sea



日浦Rです。

At 2002/04/04 07:38:34 SATO Yoshiyuki wrote:
> 捻じ込みの最後がグズグズな個体は避けましょう。
> こういうボディに例えばズミターを装着すると、
> レンズ側のマウント部が変形し、ヘリコイドが渋くなります。

板金構造のライカはシムが多く使われていますしね。
気軽にライカ修理,とか言ってあけられて,デプスゲージで適当に調整,
てなボディが多そうですね。

> ボディ本体と底蓋が装着で漏光するほどに磨耗し合うというのは
> 私のところにある個体を見る限りちょっと考えにくいです。

ボディ側がアルミですし,磨耗でなく製造時から,が濃厚か。
伸ばしながらプレスしたと言う感じで,部分的にほんとに
肉厚がうすいんですよ。でもこれは以下ブカブカとは関連
していないように思います。

> 底蓋の端にある穴をボディ横のダボに掛け、反対側の開閉キーで全体を固着させるのですが、
> このダボに掛ける穴部は、乱暴に扱うと変形する恐れがあります。
> ブカブカ感はそれでですかね。

ですかね,はめ合いは良い感じなのですが,蓋を装着して
前後にねじるように力を入れると,だぼを中心に少し動きます。
(0.5mmぐらい?)
三脚穴がこちら側ですが,三脚装着時も上下方向にわずかに不安定。

対策として,ボディシェルのコバと底ブタの底面の間に薄手の
黒ラシャ紙をはさんでいるのですが,この厚みではすこし装着時に
きついかな(キー側が1,2cm浮くのでそれにあらがってキーをはめる
感じになる)というぐらいの余裕なのですが,上記肉厚,底ブタの
塗装はがれの合わせ技で漏光しているように思えます。

キーの側は(対策しない状態でも)かっちり押しつけられている感じです。

やはり,正常な個体だと装着状態で底ブタはまったく動かない
というものなでしょうかね。底ブタの黒塗装もかなり厚みがありそうなので,
この塗装が,スプール周りではほとんどなくなってしまっていることが
関係しているかもしれません。見た感じぶつけたとか,そういう変形は
ありませんが。。。

#いずれにしても,かなり使われていたカメラという印象はある。

もうひとつ,底ブタにフィルムのイラスト入りのパネルがありますが,
これはボディシェルをつかんだときに変形しないための役割を担って
いるんですね。。。蓋をつけずにつかむと結構大きく変形するので
当初「こんなので大丈夫か?」と思ったのですが底ブタがつくとかっちり
しています。

> 最悪なのは、底蓋を別の個体からとってきた、というケースもありえますが
> これは今となっては判別は難しそうです。
> キー周りの部品形状などで、時代考証をしないといけない。

これもありえるかも。クロームはIIIからでIIIcからはサイズが
違うということを考えると,III,IIIa,IIIbでは同じ形状かと
思われますが,当然個体ごとに調整しないとだめなものでしょうね。

> > >> レンズマウント側も、油断して照明下でレンズを外して、あちこち角度を
> > >> かえながら覗き込んだりしていると、アパチャーの周囲からカブってくるようです
> > >> が。。。
> > 
> > いろいろと楽しそうですね :-)
> この光漏れは、仕様でしょうねえ、、、(^^;

でしょうね。見るからにこれをやっちゃだめ,という感じの
素っ裸の内部構造。

ファインダも未だに迷うし,RFでどこを狙っているのか
分からなくなったりと,使いこなしまでにはそうとう修行が
必要な感じです。(お布施より修行がたいせつか。)

では