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[nikomat 39545] Re: チワワの赤ちゃんが誕生しました!



T.Koyano wrote:
> 長文堂でござい。
> 
> いげたさん:
> 
>>>東大理物は飯田研、つまり磁性屋です。NMR(?)で学位をゲットしたものの、
>>>飯田修一先生と大喧嘩して通産省の電気試験所に飛び出し、ビッグになりました。
>>>米国NIHはI.Tasaki博士の所でも神経修行したらしいです。
>>
>>げっつつ^^;;
>>アノ飯田先生ですか^^;
>>電磁気というより、電波系になってしまって、やばいす^^;
>>新体系物理とか唱えちゃって、ト学会の対象です^^;
>>昔は知らんのですが、まともだったらしいですね。
> 
> ひ、、、ひどい。。。。。
> 
> 素晴らしく明晰な頭脳を持った我が国を代表する磁性実験屋の一人です。
> 遷移金属酸化物、とりわけマグネタイトがお好きでした。高温超伝導が
> 見つかってペロブスカイトと知れたとき、あのときヘリウム温度まで
> 測っておけば!、と悔しがっておられました。なにせ60年代の話だか
> ら液体ヘリウムは貴重で窒素温度で止めるのが普通だった。まさに帯磁
> 率を測定していましたが、窒素温度のすぐ下に超伝導転移があるとは誰
> も予想しない。。。。 
> 
> あまりに優秀な頭脳をもっていらっしゃるため、授業で教えていた電磁
> 気学のごまかし(?)に我慢ならず、電子の電荷から出発して物理学を
> 再構築したのが新体系物理学らしいです。
> 
> #そっちに走らず、まともな物性物理をやっていれば、、と惜しむ人多し。
> #学生には磁性を研究させ、新体系は先生一人でやっていたそうです。
> 
> 新体系はともかく、飯田研から著名な研究者が数多く巣立っていることが
> 忘れられちゃ困ります。

補足説明ありがとうございます^^;
おっしゃる通りです。

>>東大では新体系物理は教えなかったらしいし^^;
> 
> 退官後に移られた帝京大でも新体系で教えることは禁じられていたが、
> 研究するのはよかったらしいです。

ああ、そうでしたか。
帝京の学生さんも学会に来てたりしてたんでどうなってるのか
心配でした。

>>折角生なのにー^^;
> 
> 所詮は解凍ものです。実験動物を活け作りで食ってはイケマセン。

実は、蝦夷鹿の生とかよく食ってたんですが、
最近、BSEだかになるとかいう記事がでててびっくり^^;
でも、安い馬刺しは野生馬輸入して転用されてるとか聞きました^^;

>>いげた@学会誌上で近藤淳が諫めたってのがあったはず(20年前?)
>>    ぐぐってみたらあった↓物性研究で、ぴったし20年前!
> 
> 爾来、恐ろしくて新体系には誰も近寄らず今日に至る。新体系に切り替えた
> ところで何ら新しいものが出ることもない、単なる書き換えらしいですから。

量子力学ってほんとに必要なの?っていうことを検証するために、
古典でいろいろ説明するっていう試みがされたことがあります。
量エレ関係の矢島、霜田あたりです。
新体系もその頃の時代の雰囲気とつながっていたのでしょうか。
で、結局、フォトンカウンティングとかワークファンクションとか
自然放出とか以外は、説明できる、っておちになったらしい。
まあ、考えてみれば当たり前なんだけど。
結局、粒子、波動の二重性っていうのが本質であって、そこを
説明するものは他からはでてこないってことなんですね。
新体系からもでてこないと思います。ちゃんと勉強してないけど^^;
波束の収縮はたしかに直感にあわないけど、クーロン力だって
重力だってそういうもんだって受け入れてるだけで、同じ不思議さと
思います。そのへんのバランスとらないといかんと思ってます。

> 新体系に関わらない所では今でも大先生として崇め奉られています。

量子力学関係のいろんな会議で新体系の話を質問でするので、少し困った人
というイメージはありますが、礼儀正しい人なので、度を越えたことはせずに、
引き下がってくれます。まじめな人なんでしょう。

> 長文堂@飯田先生の孫弟子

これは失礼しました^^;

いげた@うちにも、ちょっと上の人で直弟子の人がいます^^;