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[nikomat 40689] Re: D2H
小城@ゲームの後はデータの山に埋もれそう です。
長文堂さま:
レスが遅くなりまして相済みません。
>
> プライベートではデジカメは使わない、と決めておりますが、生写真のCD付きと
> 聞いて朝イチで本屋に駆けつけました。
お買い上げありがとうございますm(_ _)m。
> いたしました。できれば、バイクの流し撮りも拝見したかったです。
ライツビジネスコンテンツとしてはこちらの方がもっとハードルが高いです。
その一方で、アマチュアの方々がコース外から撮られた画像に関してはネット上では
ほぼ野放し状態となっており「なんかなぁ」というものを最近感じています。「好き
なものを好きなように撮れて好きなように発表できる」ということを考えると、特に
ライツビジネスが絡むものについてはアマチュアの方々の方が良いポジションにおら
れるのかもしれません。
> 厳しくなれば撮る枚数が増えてバッテリに困るのも道理ですね。こういう図柄を狙って
> ポジで撮ったら破産するでしょうから、撮りにくい画像を積極的に狙える、従来は
> 実質的に不可能だった映像表現に果敢に挑戦できるのがデジの良いところでしょうか。
動体に対応する「精度の高い、かつ高速に作動するAF」という技術はF5の頃に既に完
成されておりましたので「やっとそれがデジカメにも搭載されたか」というのが正直
な印象です。進歩した点といえば、その精度が更に高くなったことと、デジタルはそ
の場で確認できるのでロス画像を捨てることができること、でしょうか。
> デジに超高精度AF・AEが普及しちゃったら、その次の飛躍は何でしょうね?
現在8fpsですが、コレのコマ数がもっと増えて動画と変わらない世界になるのかなぁ
などと想像しています。実際そういうことを示唆する技術者の方も複数おられるよう
ですし、、、もっともそうなってくると今までビデオカメラで食っていたメーカーと
シェアを奪い合うことになるでしょうからそれはそれで大変だろうなと思いますが。
>
> 誰でもシャッターを押せば写るハイテク時代のプロの実力を見せていただきました。
> この路線だと最新機材への更新は欠かせないから、、、、、、お察し申し上げます。。
> 。。
> 折に(逆鱗に?)ふれシバキ上げられてるNPSの方々も。。。。。
「大きなサイズで使えるきれいな絵を」心がけて撮っている人とそうでない人の差は
これからもどんどん拡がっていくような気がします。
>
> #もちろん道具や技術はもとより、そのとき被写体の前にカメラ構えて居ることに
> #加えて発表するメディアを確保していらっしゃるところを尊敬しております。
これも「運とめぐり合わせ」だと思います。
4月に野茂英雄投手のMLB通算百勝達成のゲームを取材したのですが、新聞社スタッフ
のあるカメラマンさんが「節目にめぐり合えた」ことをすごく喜んでおられたので「?
」と思って聞いてみたら「スタッフが沢山いるゆえに、自分はいままでこのような節
目にめぐり合ったことがなかった」とおっしゃっていましたから、、、、、
>
> 新聞社系カメラ雑誌の購読を止めたのはライター諸氏のチョーチン記事に飽きたこと
> はともかく、製品ベタホメの作例が載っていても小さくてよく見えないからでもあり
> ます。
別にどこの雑誌というわけでもないのですが「カメラの持つポテンシャルを評価する
のなら、それにそぐうポテンシャルをもった人を評価に当てるべきだ」と以前あるカ
メラ雑誌の編集者に言ったことがあります。(確かF5発表時でした。あるカメラ雑誌
がF5の高精度かつ高速なAFを全く評価できないライターを起用しており、その御仁が
実は極端に視力が悪く「評価したくてもできない」人物であるということを知ってい
たからというのもありますが、、、、、)
確かに媒体ごと、あるいはテスターごとに評価軸が違うのはわかります。しかしカメ
ラに限らず、どんな工業製品でも「こんな風に使ってほしい」というターゲットは存
在するわけですから、少なくとも最初のインプレッションはそのステージに上がるこ
とのできる人がするべきではないかと思うわけで。
> この路線が主流になったらライターが淘汰されちゃうでしょう。”小城崇史が東京ヴェ
> ルディ1969を撮る”というタイトルからもソレを感じました。
あ、あのタイトルですが、CD-ROM収録というライツビジネスの常識からは考えられな
い好意的配慮をしてくださった同チームに対する御礼という意味もあって、です。
> どうもカメラ雑誌の作例に”こんなの俺でも撮れるじゃん!”というか、その辺でい
> かにもお手軽に撮ったものが目についてね。もちろん、名手の技も見られますが。。。
そういう風に言われないよう自戒します。私もダメダメな時はダメですんで(^^;;
>
> やっぱ、カメラ雑誌の作例には”自分にはゼッタイに撮れない”眼福の図柄を期待し
> ちゃいます。頑張ってくださいませ−>小城センセイ
頑張ります。
>
> #400/2.8の使用率を見ると、アブナイ橋を渡って仙台に行った甲斐はありましたね。
>
昨今自分が「一番気に入って使っている」レンズであることは間違いないのですが、
何でもこのレンズで撮りすぎる傾向があるようなので、少し違ったレンズも使ってみ
ようかと思う今日この頃です。
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Photographer:(社)日本写真家協会会員
小城 崇史(Takafumi Kojo)
E-Mail: tk-tyo@ca2.so-net.ne.jp
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