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[nikomat 40900] [yota]welding(Re: [ご参考]VR70-200作例)



やまねです。
さすがNikomat-ML。本業の方がいらっしゃいましたか。(汗)

T.Koyano さんは書きました:
>軟鉄は低炭素なので焼きは入らない筈ですょ。

そうですね。
私は焼きという言葉の定義が正確に理解できていないのですが、たとえば
SS400でも赤熱後急冷したり、エアプラズマで切断した周辺部などが硬化
しますよね。あれは焼きの一種なんでしょうか?全く違う現象?

>鉄はスケールが面倒だし湧いちゃうから苦手です。
>私はSUSの方が慣れてます。

なるほど。SUSの溶接は扱っていないので未体験です。
私の農業機械分野ではあまりSUS溶接には関わらないですね。
農機ではよほど重要部でない限り溶接品質が問われることは少ないので、
ちょっとブローホールがあろうが適当にくっつけてしまいますが、
原発や高圧ボイラの配管溶接は相当神経が要るでしょうね。
テレビで簡単に「溶接欠陥」と片づけられてしまいますが、裏の苦労を知る
人は少ないような気がします。

>わたしは「たたら研究会」の路線でやりたいなぁ。

古いヤスリをガス炉(?)で熱して鍛造ナイフを造るってのに一時期興味アリでした。

>御葬儀で彼の仲間に聞いたのですが、奥穂高でも何処でも落ちるところは
>決まっていて、厳しいところを過ぎた、そのあとの何でもないところだそ
>うです。危ないところで落ちたならザイルを出しているけど、殆どの仏様
>はザイルをしまってあるそうです。達人になると危険の有無の判断を間違
>うことはなく、ザイルを出せば決して落ちることはない。ところが危なく
>ない所はザイルを出さないから、かえって落ちやすいんだって。

そういうのわかります。
一番難しいところでは意外に事故が起きないんですよ。
この春も登り終わって、さあ残り1時間で下界というところで仲間が転んでしまい、
なんとピッケルの刃が顔面に刺さってしまって大変な事態でした。
幸い眼には傷が付かなかったのですが、頬から口腔まで貫通し大出血。うへー。
止血に成功して大事に至らなかったのがラッキーでした。

安心して何でもない場所が要注意なんですよね。気を付けます。

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Suguru Yamane  yamane@tea-exp.pref.shizuoka.jp