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[nikomat 1352] Re:Bessa-L
日浦です。
みつながさん:
> > # つまり、精度が悪いから、ネジ部に摩擦が発生するのだ。という論調
> > # ではありません。精度が悪いと、座面に発生する応力の立ち上がりが
> > # dull になると言ってるんです。
>
> 応力ではなく締めつけ力だと思いますが、立ち上がりの線図はそうだと思いま
> す。ただ、その立ち上がりの原因はネジ部ではなく、接触面にあると思います。
> つまり平面性が高い場合には接触面積が一気に上がりますが、平面性が低いあ
> るいは粗い場合には接触面積の上がり方が緩やかになります。
はい、そうです。
> 接触面積×接触圧が回転に抗する力ですから、平面性が高いと一気に
> 回転に抗する力が上がります。
中学校でも習う動摩擦の近似としては、そのとおり、
「接触面積×接触圧」です。まぁこれが、いかなる物体や力の大きさ
でも正しいかどうかは、別問題として、
せっかく これを引いておられるんだから、それに従うとしますが、
あくまで「接触面積」×「全体の押し付け力」ではなく
「接触圧」ですよ。
二つの物体が同じ力で押し付けられているとき、接触面積が
増えると、接触圧は反比例して減少するでしょう?
# 実際には、接触面積が大きく、接触圧がそのぶん小さいほうが
# 摩擦力が大きい例はいろいろあります。
そういうわけで、文章を訂正するとすれば、
「接触面積×接触圧が回転に抗する力ですから、平面性が高いと一気に
接触面積が増えます。その分接触圧は反比例して減少しますから、
結果として回転に抗する力は一定です。」
ですよね。あくまで、この法則に従えば・・・ですが。
> > 座面の接触面積が違いますが、これは最終的な摩擦力の
> > 大小に影響はしても、カッチリ感には関係ないですよね?
>
> これが影響すると思います。
why?