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[nikomat 1331] Re:Bessa-L
From: HIURA Shinsaku <shinsaku@vision.kuee.kyoto-u.ac.jp>
Subject: [nikomat 1329] Re:Bessa-L
> これは応力がかかっていない、ガタがある状態ですし、
> そもそも 僕としても、ネジ部の摩擦は問題にしていません。
最初はネジ部分かなと思って読んでました。
> それは、最初から、バネの絵で説明していたことや、
でバネの話はなるほどと思って読んでいたのですが、少し違うことを思い始め
ました。
> # つまり、精度が悪いから、ネジ部に摩擦が発生するのだ。という論調
> # ではありません。精度が悪いと、座面に発生する応力の立ち上がりが
> # dull になると言ってるんです。
応力ではなく締めつけ力だと思いますが、立ち上がりの線図はそうだと思いま
す。ただ、その立ち上がりの原因はネジ部ではなく、接触面にあると思います。
つまり平面性が高い場合には接触面積が一気に上がりますが、平面性が低いあ
るいは粗い場合には接触面積の上がり方が緩やかになります。接触面積×接触
圧が回転に抗する力ですから、平面性が高いと一気に回転に抗する力が上がり
ます。
マウントがゆがんでいれば、最後の締め付け力で擦り合わせをしながら(互い
をゆがめながら)になるので力の立ち上がりは緩やかだと思います。でゆがみ
は残ったまま、接触面積は小さいままでしょうから、かっちりはいかないはず
です。
> > でも大抵はカチッとではなくて、手で回していると最後にギュッと閉ま
> > ります。座面の仕上げは丁寧ではありません。それにたいして、いわれると
> > ^^;車のホイールナットは手で回して最後はカチッと止まってしまいますね。
> > それ以上は手で回らない。座面もきれいです。
これはホイールナットではありませんでした。なにか別のと勘違いしています_O_
でも手でそれ以上回らないのを思い出したんです。当然、増し締めできる量も
少ないです。
> それは、単なる現象論だし、スケールの問題ですって。
たしかに経験を出しただけですが。
> 座面の接触面積が違いますが、これは最終的な摩擦力の
> 大小に影響はしても、カッチリ感には関係ないですよね?
これが影響すると思います。
// みつなが のりあき //