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[nikomat 1557] Re:Bessa-L
よしだ っす。
誰にでもできる簡単な実験は 無いか? と 考えてみました。
確認したいことは、
「スクリューマウントの表面粗さ程度で V力(カシミ力? 金属結合?)
を 得られるのか?」
です。
ライカマウントのカメラボディ&レンズ が あれば 実験可能です。
まず、私が 確認のために やってみた 実験:
ボディ = Nicca 3S
状態:座面の表面粗さは 新品並だが 平面性は ワッシャー位置が
オリジナルどおりかどうかで 心配。
マウントは 真鍮に クロム鍍金のように見える。
表面粗さは 新品の Fマウント(カメラ側 並み)
レンズ1 = Nikkor 50/2
状態:マウント座面には いくつか 小さな傷あり。メッキ部も
擦れたように 剥げている部分が 少しあるのでやはり平面性は
疑問。マウントは 真鍮に クロム鍍金のように見える。
表面粗さは 新品の Fマウント(カメラ側 並み)
レンズ2 = ロシア製 Jupitor-12 35mm/f2.8
状態:マウント座面には いくつか 小さな傷あり。メッキ部も
擦れたように 剥げている部分が 少しあるのでやはり平面性は
疑問。マウントは アルミ合金に 黒塗装 のように見える。
表面粗さは 新品の Fマウント(カメラ側 並み)か やや劣るかも。
実験方法。
マウントに押し付けることで 面接触が 可能になるような位置は、
締結力を感じるより手前にある。(ネジ部のガタがあるため)
# 締結のためのトルクについては、締結力を感じる 人間の触感より
# 少しは マシ だろうと思い、本体でなく距離環のほう握って ねじ
# 込むことにした。これを 以降 簡単のため「距離環締結法」と呼ぶ。
なお、面着は、空気層の追い出しが必須なので、締結位置から 緩める
ときには、マウントを圧着させる力を加えながら やることにした。
指標を作る。カメラマウントのほうに目印をマジックで書き、レンズの
ほうに、
(A)「めいいっぱい締結させたときの回転位置」
(B)「距離環締結法により距離環が始めて動くときの マウントの回転角」
(C)「明らかにガタを軸方向に感じ コトコト言い始めるときのマウントの回転角」
に目印をする。
んで、(A)〜(B)で 面を押しながら スリスリ 3往復したのちに 圧力を
掛けたまま (C)の位置に 持って行っても、「距離環締結法」で締めても
緩めても、回転するのはマウントでなく、距離環のほうだった。
レンズ1と2で、この程度が 若干違うんだけど、少なくとも真空効果は
あの程度の面粗さでも ちゃんと出ていることになるかなぁ?
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吉田幸司 (株)ニコン zip.140-8601 <yd@nikongw.nikon.co.jp>
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