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[nikomat 18944] Re:mini lab.
たかなしです。
ひうらさん、こやのさん:
> >一時期、写りが気に入らないレンズは遠景高解像撮影やっ
> >てから処分するかどうか決めてました。今は遠景撮影する
> >までもなく、普段の写真が気持ちよく撮れなかったら粛正
> >です。普段の撮影で”35ミリ版でも此処まで写る”とい
> >う限界がわかってきたんで、其処から遠かったらアウト。
> >日頃の撮影条件で性能を発揮できなければ抱えておく必要
> >無し。
>
> これっすよね.
> ここの気に入る,気に入らないは,ボディやレンズのサイズとか
> 使い勝手も大きく影響しますよね.
> 我々ユーザは客観的データを示す必要は無いんだから,
> 主観的に判断していけばいいというだけのことなんですけれども.
同感です。
まだ解脱しきれていないところもありますが、最近は「要は気持ちよければい
い」って思っています。
この気持ちいいというのを説明するのが難しいんですが、「機材を使いこなす
気持ちよさ」、「撮影自体の気持ちよさ」、「撮影結果を見ての気持ちよさ」
から構成されるんじゃないかと思ってます。
「機材を使いこなす気持ちよさ」は、蔵亀のような儀式が必要だったり、多灯
ライティングのように技術的に使いこなしが難しい機材を使いこなせたときに
生じたり、所謂写りが悪い機材で思いも寄らぬ描写をしてくれたときに生じま
す。
「撮影自体の気持ちよさ」は、撮影自体に集中するとき、機材の操作が感性を
邪魔せず、ストレスなく思い通りに撮影できると、気持ちいいです。
今のところ、F5 + MF レンズ、Aria + Z レンズ、Mamiya RZ がこれに該当し
ます。
「撮影結果を見ての気持ちよさ」ですが、これは上記二つの気持ちよさの結果
に、機材の描写力が加わったような、総合的な気持ちよさでしょうか。
(これが本来の目的ですから、あたりまえかもしれませんが)
一番味わいにくい気持ちよさですが、これを味わったときの達成感、なんとも
いえません。
今現在、上記気持ちよさが一番得られるのが、Aria + Z レンズ、僅差で F5
+ MF レンズです。同じ 35mm フォーマットで、二種類のマウントを持つのは
経済的に厳しいですが、共に捨てがたい魅力(ボディのニコン、レンズのZ)を
持っているため、今のところどちらかを手放すというのは、考えていません。
中判は、今のところ Mamiya RZ が一番気持ちいいと思っていますが、上記と
同様の理由で Pentax 645 も持ってます。
こちらは Hasselblad で統一できる可能性があるのかなと思い、画策中です。
(一部実施中ですが)
で、他人の評価ですが、客観評価としては参考になるとは思いますよ。けど、
最終判断は、あくまでも自分だと思います。私の場合「気持ちよさ」が判断基
準です。これは主観評価以外の何者でもありません。
うーん、ちょっと支離滅裂になってしまいました。失礼。
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Tomosuke Takanashi [高梨 智介] NTT Data Corp, R&D Headquarters
E-mail: takanash@rd.nttdata.co.jp