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[nikomat 29295] Re: 再入会
榎@産総研%本籍は滋賀県蒲生郡、です。
At 09:12 +0900 02/04/16, takada wrote:
>高田@本籍は滋賀県神崎郡 です
>
>#新幹線に(東京から)乗っていくと、京都に到着する少し前に
>#沿線沿いの中学校の体育館に「近江商人の里(だったか?)」と
>#書いてあるところの近く。
>
>hasitomi@usennet.ne.jpさんは書きました。
>
>>> 橋冨です
>
>>> 生息地 琵琶湖周辺
>>> 年齢 まだ40代前半
>>> 職業 後1,2年くらいは公務員らしい
>>> 勤務地 京大宇治キャンパス
>
>公務員から独立行政法人の職員に身分が変わると、どこがどうなるので
>しょう?>経験者の方
乾さんの御指摘の通り公務員型ですので、特に大きな変化はありません。
今のところはね。
実務レベルでは、大きな変化がありました。独立行政法人化されるということは
国の機関から民間になるということですが、これは、人事院規則から労働基準法
労働安全衛生法の適用を受けることを意味します。労働安全衛生法には、事業所
の規模に応じて、様々な有資格者の数からトイレの数まで細かい規程が定められ
ていますので、充分な準備が必要です。我々のような理工学系研究所では、それ
らに加えて有害業務に対する有資格者(免許や主任者講習など)や必要な設備の
規程がありますので、より注意が必要です。建物や設備の場合、新しく建てるの
であれば対処しやすいのですが、既存の建物ではどうにもこうにもならない場合
がありますので、独法化したもののいきなり業務停止なんてことにならないよう
充分検討したほうがいいでしょう。
あと、大抵は会計・調達部門などの事務支援部門が縮小されているようですが、
年度末に研究者にその皺寄せが来ました。我々の研究グループの予算の大半は産
総研内予算ではなく、外部(といっても国だけど)からの受託研究費しかも特別
会計予算なので、予算毎に支出簿を作成し、それを四半期ごとにまとめた確定検
査調書を作成して確定検査を受けなければなりません。ところが会計部門が完全
にお手上げ状態で、結局研究者側でこれらの資料を作成する破目に陥りました。
特にうちの研究グループは、あるプロジェクトの取り纏め役でもあるので、プロ
ジェクトに参加している全研究グループ分をまとめなければならないため、4月
第1週は全く仕事にならない状況でした。
# まぁなんとか無事に確定検査は終了したのですが、うちの室長は完全にキレて
# しまい、確定検査が終わったその足で、企画や会計等の関連部門総てにどなり
# こみに言ったとか(^_^;)。
どうせ事務支援部門を縮小するのなら、始めから会計検査分を専門の会社に委託
するなどアウトソーシング化を図ることを考慮したほうがいいんじゃないでしょ
うか?
# 出入りの業者の話では、産総研はちゃんと支払いが行われているだけましなよ
# うで、文科省系の○○○○機構とか農水省系の○○○○研究所などは、昨年は
# ほとんど支払い行為が行われていなかったようです。なんとか12月分までは
# 支払われたようですが、1〜3月分は全く入金されていないと嘆いておりまし
# た。←会計検査どうやって対処するんだろ、こいつら。
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産業技術総合研究所 電力エネルギー研究部門 水素エネルギーG
榎 浩利 (Hirotoshi Enoki) E-mail : h-enoki@aist.go.jp
TEL : 0298-61-4813 Fax : 0298-61-4541
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