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[nikomat 40908] Re: 本:「木に学べ」西岡常一



N.Magome(2) wrote:

> 本人は、宮大工の棟梁で、あの法隆寺や薬師寺を建て代えたひとです。
> 「木」の特性:どのように育って来たかを見極め、最も適したところに使う。
> ということがいろいろと書いてあります。
> 
> 「鉄」関係だと、釘や鋸・鉋など大工道具についてもかかれています。
> 
> 和釘と洋釘の違い:洋釘はまっすぐなボディに頭があり、頭が錆びて落ちれば
>   留める能力はない(ネジにおなじですね)、和釘は全体がテーパーに
>   なっていて、それだけで留める能力をもつ。 よって、五重塔は・・・。

プロジェクトXにもなりましたね。
和釘をつくる人の話もNHKでみましたけど、別番組だったかも?
断面が四角いのにも理由があるのかなあ?

> 鋸も何を切るかで目立ても違う。
> 研ぎが出来なくなったら、大工は引退。  などなど面白い話題が豊富。
> 
> 「鉄」にしても、飛鳥時代の釘から作った道具と、今の「鉄」から作ったのでは
> 違う・・・など。
> 炭素が違うのでしょうか?
> 
>>わたしは「たたら研究会」の路線でやりたいなぁ。 :長文堂さんのお言葉
> 
> 「たたら」で思い出しました。 日本の「鉄」。

たたらでつくった鉄だから違うのですかね。
たたらではないすが、
カニ目(オースチンヒーレイMk.1)を剥いて塗装してもらったとき、
錆びが出にくいというてました>板金屋
高張力鋼板とかは錆びやすいのかな。

> とっても面白いのは、薬師寺の金堂再建の話:
>   国宝が入るので、耐火のコンクリートにしなくてはならないといわれ、
>   300年しかもたないコンクリートには反対する。 ヒノキだけなら1300年
>   もつのだから。

現地のものをつかうのが一番ものがもつってやつですね。
セメントってば、ローマとかでつかってたみたいですから、
ハイテクってわけではないし。

> 薬師寺西塔も30cm高いそうです。  500年経てば、同じ高さになるそうです。
>   そこまで考えて作るのか! 感心しました。
>   東塔はすでに1300年。
> 
> 「我々は、飛鳥の人の作り方を忘れてしまっている」とのお言葉。
> 
> こういうことが言える人になりたいものです。

飛鳥の人って、渡来人なんで、金でかった借り物技術つーこともいえませんかね^^;;
あすか=安宿?も朝鮮語ルーツみたいで、金だした人達もほとんど朝鮮半島系だったんでしょうが。

> --- 「我々はニコンS3の作り方を忘れてしまっている」
>   これは、復刻版の時の現実でした。  結構、簡単にいえるか?
>                      情けないね。
>                      
> 結論:実際に携わっている人の知識を残さないと駄目ですね。

特許チックな話だけではものはできんつーことですね。
知財的な契約でも、非特許的ノウハウとか文書にのりはじめてます。

いげた@キトラ古墳支援切手発売だとか