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[nikomat 1045] Re: microscope lens question
すぎやま です
At 4:25 PM +0900 99.1.22, Koji YOSHIDA wrote:
>よしだ っす。
>
>In message <199901220639.PAA20206@ml.asahi-net.or.jp>
> "[nikomat 1037] Re: microscope lens question"
> "TANABE Hayao <tanabe@strl.nhk.or.jp>" wrote:
> >
> > 無限共役系というのは途中の光路が平行光になっているということですか?
>
>はい。そうです。
なるほど!
「共役」が紛らわしいのですが、同時に複数の働き(眼視、ビデオ、スチル写真)が
できるという意味ですね。
ついでに、もう一つ気になることがあります。
まごめさんが、忠告してくださったように例えばドライの40x対物レンズに100x油
浸レンズの油が漬いてしまうことがよくあります(特に新人がつかった時)。それで
有機溶媒(70%エタノールか石油ベンジン)で40x対物レンズを掃除するのですが、
回数と共に徐々にレンズ周辺部の非研摩部分の黒い塗料が取れてしまい、散乱光が入
って像の質が極端に低下します。そこでぼくはマジックを使って、実体鏡の下で再塗
装するのですが結構面倒に感じてます。本当は墨がいいとも聞いてます。最近はどう
せ元の塗料はなく全部マジックなので一発で取れ、一瞬で乾くエーテルを使ってます
。
(こうやって、書いて見ると自分も結構乱暴なことをしてますね。)
そこで気になるのですが、レンズの非研摩部分はレンズの製作過程か取り付け構造
の都合で必要なのでしょうか。鏡筒の金属でカバーするわけには行かないのでしょう
か(作動距離が減る?、反射散乱光が出る?)。
簡単な解決はなさそうですが、理由が判ると諦めもつきます。
顕微鏡は仕事なのでついつい酷使しますね。済みません。
あと、レンズ名称は顕微鏡の使用説明書で判りました(自分のカメラだと読むのに..
..)。
CFはChromatic Aberration Freeです。対物、接眼、それぞれの色収差を単独で補正
しているそうです。従来は(多分前の前のモデル)コンペンセ-ション方式を使って
いたそうです。名前から想像すると総合的に相補していたのだと思います。
アクロマート:「並み」ですね。視野中心部の収差補正に重点が置かれている。
プランアクロマート:周辺部まで補正
アポクロマート:御存知 ED レンズ。螢石か特殊低分散ガラス使用。
EDだと判るとアポクロにすればよかったと思ってしまう....
アサカメに誰かが書いていたと思うけど、ニコンのカメラレンズにもタイプ名称が欲
しいですね。
格好いい名前があると憧れ感が違いますし....