[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[nikomat 10760] Re: cosina SWH(Re: Hologon)
丹後屋す
Shinsaku HIURA wrote:
> > M2以降は距離計側の光路が斜めに入る形になっています。
> > で、特に最近のM6なんかでは光の方向によっては距離計像が光って
> > 見づらくなります。で、別差Rは直角入射するタイプにしたらしいです。
>
> なるほど,わかりました.
> 確かM3はペンタプリズムを最後に使っていましたが,これがM2は
最後に使っているのは、ペンタでなく、ダハプリズムっすね。
距離計窓からの光が最初に飛び込むプリズムはペンタプリズム
(が、ダハではない)、スイングする凸レンズを通過してダハに至ります。
M2のほうは、最初にダハプリズムに入り、そのあと角柱面で反射し
スイングする凸レンズを通過してマスクのところに至ります。
> もうちょっと違う,細長いのを使ってたんですよね.で,それは
> なんとなく覚えてたんですが,それが原因でM6などの見えがわるい,と.
> なるほどぉ〜〜.
もう少し言うと、M3の光像枠マスクは、採光窓に使われている曇りガラス
から入った光を直角に受けて、マスクの形がそのまま45度で2回反射して
瞳に入ります。一方、M2では、採光窓のすだれ状のガラスから入った光が
内部の反射鏡(*)で反射されてマスクを照らし、マスクの形は
ファインダー光軸に対して70度くらいの傾きのハーフミラーで反射されて
瞳に入ります。
どうも、M4-2以降は、この内部の反射鏡(*)の形状と、迷光の処理が
よくないみたいです。CLEもこの欠点を受け継いでましたが、
今度のヘキサーRFも光路図を見るとM2族そっくりなので、どんな見えなのか
興味あります。