川口です。 オールドレンズの味について(引用はばっさり省略) ・解像力重視からMTF重視へ ・コストの制約 という二点がでていますが、そのことに加えて最近の設計では 過剰性能を削って、ボケの改善に当てているような印象があります。 きょうびは広角レンズですら、ボケ味が問われていますよね。 もっとも、このことは設計技術の進歩により球面収差の*絶対量*が 小さくなったことにリンクしているので、解像力/MTFの関係とも 無関係ではないと思います。 具体的には、新旧のNikkor 50mm F1.4が良い例だと思います。 Auto Nikkor時代の二線ボケは皆さんご存知の通り。 yujiro kawaguti(川口 裕次郎) e-mail bpazg700@tcct.zaq.ne.jp