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[nikomat 6534] Re: NIKKOREX F instruction manual
松下です。
[nikomat 6532]Shinsaku HIURA writes:
|西洋の12進数の考え方は,バビロニアから来ていると言います.
|もちろん欧州圏では12進数はかなり浸透した考え方で,
|英語まで波及して ten, eleven, twelve, となってます.
|
|そもそも12進数が使われたのは,天体の運動とか天文学が
|絡んでいるとかいう話もあって,ちょうど12星座のように
|方位を分割するには10は中途半端(うまく4方位が取れない)
|ということもあったようです.
バビロニア(前3千年)には及びませんが、影響力という意味では絶大な
ピタゴラス(前560位)もあるのではないかという(こじつけ?)
気がします。
ピタゴラスはオクターブを分割していって8、12にたどり着きました。
美しい調和比として1:1, 1:2, 2:3...といくと現代の12音階が出て
くるわけで、オクターブの本質が2倍2倍ということでこれって
光の場合と何か通じるものを感じませんか! どちらも波だし。
(なんて...(^^;;)
|このことから方位の表現が12分割になり,これと太陽運動を
|結びつけて時間を定義したので24時制になったわけですね.
|ちなみに分,秒も60進ということで,非10進数には
|時間概念が大きく影響していることがわかります.
ガリレオは最後まで太陽系の惑星の数と天界の調和の数の一致に
拘っていたのを思い出します。正多面体の数とも関係しているはずだ、
というあれです。正多面体の数って4,6,8,12..?
なお、螺旋上に1周で12分割になる点を打っていくような楽典でよく
出てくる絵がありますが、あれを見てると螺旋運動と天体の運動と
12という数が何か親密なものに見えてきます。
何が言いたいんじゃ、ということになりますが、いやなに、古代からの
伝統というと、天体と音楽ってことで。
うーむ、支離滅裂。
#というかこのあたりで知識が枯渇した...
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松下 健治
e-mail To: kenji@comm.yamaha.co.jp