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[nikomat 40912] Re: 本:「木に学べ」西岡常一



N.Magome(2) wrote:

>>>本人は、宮大工の棟梁で、あの法隆寺や薬師寺を建て代えたひとです。
>>>「木」の特性:どのように育って来たかを見極め、最も適したところに使う。
>>>ということがいろいろと書いてあります。
> 
>>プロジェクトXにもなりましたね。
> 
> それは見逃していました。

高田後胤もでてきたです。
中学校の修学旅行で行った時に話きいたです。
トイレットペーパーの面積を半分にしてもらわんと
木がなくなって、寺がつくれんとかいう話だったような^^;
えらい坊さんとはしらんかったです。
将来、その脇とおって通勤することがあるとも予期してませんでした^^;

>>和釘をつくる人の話もNHKでみましたけど、別番組だったかも?
>>断面が四角いのにも理由があるのかなあ?
> 
> 作り安いだけか? 表面積増える? 下穴明けが便利?(昔キリは使わなかった
> と書いてあった) それようのノミがありますね。(断面四角)

工作の容易性ですかね。鍛造ですし。

>>たたらでつくった鉄だから違うのですかね。
> 
> たたらだと必然的に炭素が増えそうですが、どうなんでしょ?
>   → こやの先生の得意分野でしょうか?

ああ、そうですね。銑鉄もできるんでした>たたら
玉はがねもできます。こっちのほうが原初的な製法なんでしょうか。
鉄をちゃんと溶かさないでたたいてくっつけるようなもんだ、と
こやのさんが昔解説してくれたと記憶してます。

>>たたらではないすが、
>>カニ目(オースチンヒーレイMk.1)を剥いて塗装してもらったとき、
>>錆びが出にくいというてました>板金屋
>>高張力鋼板とかは錆びやすいのかな。
> 
> 味噌は出なかった?

乗ってると脳みそがでそうな気持ちよさでした。
軽自動車にぬかれる速度でスポーツカー気分。

>>>とっても面白いのは、薬師寺の金堂再建の話:
>>>  国宝が入るので、耐火のコンクリートにしなくてはならないといわれ、
>>>  300年しかもたないコンクリートには反対する。 ヒノキだけなら1300年
>>>  もつのだから。
>>
>>現地のものをつかうのが一番ものがもつってやつですね。
>>セメントってば、ローマとかでつかってたみたいですから、
>>ハイテクってわけではないし。
> 
> いろいろと国に楯突いたらしいです。

国宝がはいるからって、なにか補助とかあるんですかね>政府

> 確かにその頃の技術としては高度、その後、改造(改築)のたびに技術が落ちて
> いくようです。  伝来の技術を保存するのも大変ですね。

コストダウンの歴史ですかね。

> 経済が合理性と利潤を追求して、本来の技術や人がいなくなってしまうのは、
> 「これでよいのか」と感じます。
>   海外から経営者が来て首切りから始まるけど、それに希望退職制度とかも
>   会社の存続は守るが、技術が無くなればいずれ・・・。
> 日本が欧米の方式真似てよいのだろうか?

カメラや車の例からすると、欧州が日本をまねてよいのか?
ともいえますが^^;
ベンツのE500って、いまのはどうしょうもないみたいですね。
W124のE500は8発のエンジンが入らない設計だったのを改造してつくった、
すごいスーパーカーだったようですが、今は、人気あるから、と当初より
設計に取り入れてますが、コストダウンして、ただ、エンジンが乗ってるだけ、
という感じらしいです。値段は、そうとう安くなってるんでしょうが。
クレームつけると、500はSで乗ってください、だって。
Sもクオリティ落ちて初期不良多発だとか。

>>特許チックな話だけではものはできんつーことですね。
>>知財的な契約でも、非特許的ノウハウとか文書にのりはじめてます。
> 
> そうですね。
> ノウハウも特許になるでしょうね、いずれ。

文字情報で記述可能なんですかね。
これは、乾さんに振ることになるのか?^^;

> まごめ@キトラさんて諸星二郎の本に出てきた、謎の女流作家だ。

外気にふれると壁画が劣化するので発掘できない、ということなんですが
(となりに模写して資料館がある)
ヒルコがでてきちゃうので発掘できないというのがほんとなのかも^^;

いげた@稗田集落は大和郡山にあります